Date: 2000.10.15
Members: L.佐藤、吉沢、河内、板倉
Area: 丹沢
Type: 個人/沢
10/15
0:40 玄倉川林道終点着
2:00 飲酒後消灯
6:00(曇)起床
6:40 出発
7:30 青崩隋道手前より玄倉川本流へ入渓雨が少ないせいか、はたまた、ガレで埋まったのか、本流に水流無し。
8:00 モチコシ沢入渓すぐに F1大瀧そびえるが、水流少なく、佐藤、ホットする。3ピッチに切って 60m の瀧を登攀することにする。
8:20
1,3ピッチを佐藤、2ピッチ目をヨッシーのリードで取り付く。1ピッチ目、残置ハーケンなどなく、登攀グレードは低いはずなのに、佐藤怖がる。ハーケン1本打って登攀。
9:10 ヨッシー 2ピッチ目。簡単に登攀。
9:40 佐藤
3ピッチ目。本瀧の核心。残置ハーケン多く、なんでもいから登れりゃいいと思っている佐藤は、Aゼロやりたい放題、残置シュリンゲをアブミ代わりに使うなどして登攀。他のメンバーも動揺することなく登攀終了。
10:30
F2上の裸山沢との出合いで小休止。(20分)出合いから眺めるモチコシ沢はチンケなつまらなそうな沢。大瀧を登り終えたので、帰りたくなる。モチコシ沢に入渓すると、意外にも小瀧が連続し、それなりに面白い。残置ハーケンなど無いので、ヨッシーしか登れない瀧もある。高巻きも、グズグズで、緊張する。
11:50
奥の二俣着小休止(20分)遡行図集記載では、この地点を二俣と位置付けているが、不適切。25000分の1の地形図では、この二俣は示されておらず、地形図上の二俣はさらに奥の涸れ沢になった地点である。二俣出会いの
F8は垂直壁で、残置ボルトが
2本。ヨッシーはシュリンゲアブミで取り付くが、2本目のリングがブニョとゆがみ、慌てて、降りる。あきらめて、左手を巻く。この巻きがいやらしくて、不本意ながら、支点を打ちながら、ザイルでトラバース。ここで、ザイル操作に手間取り、時間をついやす。要反省。続く
F9は、水流の右手が登れそうだが、残置ハーケンがなく、(雨滴)時間がかかりそう。雨もポツポツ降ってきたので、高巻きとする。遡行図集では、右手から巻けることになっているが、絶壁。左の痩せた急な尾根に取り付く。高巻きながら、続く
F10を眼下に眺める。とても登れそうにない。ここは、F9,F10一緒に巻いて正解だ。この高巻きはどんどん、高度を上げ、かなり上流で再び沢に下りた。既に水流はなく、ガレを歩く。やがて、二俣が現れる。(これが、地形図上の真の二俣)下山ルートに近いと思われる左俣に取り付く。程なく、稜線に出た。あとは、モチコシの頭〜東沢乗越し〜小川谷廊下へと下山するだけ。LとSL喜んで、緩斜面を駆け下りる。
14:30 眺めのよい斜面で小休止(20分)
15:00
東沢乗越しに着くが、非常に急傾斜。ザイルがなければ降りれない。おかしい。佐藤が以前来た時は、ここでお茶を飲んだはずだ。最近の大雨で崩れたのか?よくよく読図をすると、ピーク
3つ程西側に来てしまっている。とすると、この急傾斜を降りれば、小川谷東沢に出られる。すぐそこには、東沢と思われる水流が聞こえる。SとSLは考えた。「懸垂で降りよう。」と決断した時、無口なコーチが口をきいた。「もし、進退窮まったらどうするんですか。30分戻ればいいなら、戻りましょう。」「ウーム」恐らく、3ピッチくらい懸垂すれば、東沢の歩道に出られるはずだ。しかし、東沢乗越しまで行けば佐藤の記憶で夜になっても下山できる。決断。「よし、もどろう」さっき上り下りしてきた踏み後を戻る。コーチの足取りが重くなってきた。明るいうちに、一般登山道まで出たい。休みは少ないが、頑張ってくれ。
16:00
なんとか、東沢乗越しについた。コーチの荷物を分配する。(小雨)以前ササヤブだったが、草刈が入っていて、歩きやすい。よかった。しかし、いたるところで、ルート不明瞭。暗くなったらヤバイ。佐藤の遠い記憶と、所どころに残るマーカーを頼りに先を急ぐ。
16:40 視界のきく小草原で小休止。ハイキングコースのある尾根はかなり頭上。ウンザリする。
17:10
大石山山頂。・・・遠い記憶・・・・30期にいた安藤さんと言う人が、この山頂をこよなく愛していた。彼の遺言が思い出される。「死んだら、この山頂に骨を蒔いてくれ・・・・」そんな感傷にひたりながら遠くを見ると、雲海の上に黒い山陰がうっすらとたなびく。先を急がなくては。ヘッドランプを用意。板倉忘れてきた。オイオイ、基本だぞ。
17:30 日もトップリ暮れ、真っ暗。3個の明かりで 4人が下山。
18:00 鬱蒼とした植林の合間から、チラチラと明かりが見える。ユーシンロッジだ。
18:10
ユーシンのおばあさんと話しながら小休止(20分)おばあさんの話では、昨年のモチコシ沢では、悲惨な事故があったらしい。台風の接近で増水しているのに入渓した二人連れのパーティが、(恐らくモチコシの大瀧で)事故ったらしい。一人はもう動けないので、テラスに安置して、一人が救助を求めに下山したらしい。しかし、台風の増水は続き、救助隊は入れなかった。台風が去り、ダムで止水し、救助に向かった時には、テラスから落ちた怪我人は首吊り状態で絶命していたらしい。又、同角沢でも昨年は事故が続発したらしい。とにかく気をつけて入渓して欲しい。と言ってました。真っ暗な林道を歩くこと、1時間半。もう、いいかげんに疲れた頃、20:00
懐かしいヨッシーの車に滑り込んだ。