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剣岳

Date: 2001.8.4-5
Members: L.橋口、吉田チカ、秋田
Area: 北ア
Type: 合宿/バリ/岩
8月10日 東京==室堂
河井さん、松浦さん、佐藤さん、吉沢さん、板倉さんの見送りを受ける。有り難うございました。

8月11日 室堂--剣沢--平蔵谷--避難小屋跡
この日は長治郎谷を登る予定だったが、恥ずかしながら平蔵谷を長治郎谷と信じて登っていた。 L.は何回も登ったことがあるはずなのに、なさけないことだ。平蔵谷を詰めて結局、一般縦走路に出てしまった。時間も遅いので、登山道横の避難小屋跡にテントを張る。水が無いので雪渓の水を溶かして使った。汚い。
室堂(7:30)--別山乗越(9:40)--平蔵谷出合(11:20)-
-カニの横這い直下(15:00) 曇りのち霧
8月12日 避難小屋跡--剣岳--熊ノ岩--真砂沢--内蔵助平--黒部湖
この日は熊ノ岩まで行きVI峰を登る予定だったが、剣頂上直下で吉田が怪我をし動揺していたため帰京することにした。吉田が怪我をしたのは早月尾根との分岐から50mほど下ったところで、一抱えほどの不安定な石が体に寄りかかるような形でずり落ちてきて、怪我を負った。頭部には長さ5cmほどの切り傷を負い出血していた。血はすぐ止まったが、消毒をして三角巾で固定した。行動できそうなのでとりあえず熊ノ岩まで行くことにする。頭の傷でもあり、吉田も不安であるので下山することに決定。
 テン場(5:30)--剣岳(6:30)--熊ノ岩(8:00)--真砂沢(9:30)--内蔵助平(12:40)-
-黒部湖(16:00) 曇り

感想

吉田
今回の夏合宿において不注意にも事故をおこしてしまい、皆様にご心配、ご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びいたします。また、事故は12日だったにも関わらず、このように事故報告が遅れてしまったことに関しても申し訳なく思っております。今回の事故に関して報告いたします。事故はAM6:00頃剣岳山頂付近において、目の前の浮石をつかんだため、浮石が落下し自身の頭部、胸部右足脚部を打撲、擦過傷を負いました。幸い病院にて検査を受けたところ、頭蓋骨には挫折痕は見当たらず、大事にはいたりませんでした。今回の事故の原因として
  1. 縦走用の重い荷物をもっての山行ということが分かっていながら、それに対しての練習を積まなかった為、ザックの重さに振り回されてしまった。
  2. 危険な岩場であると認識していたにも関わらず、ヘルメットの着用をしなかった。
  3. 浮石が大いことがわかっていながら、安易に岩に手をかけ、岩場の登はんに対する判断力がまるでなっていなかった。
以上原因は私の判断力のなさと体力のなさという、練習不足がひきおこした事故だと認識しております。せっかくの楽しい長期休暇での山行になるはずだった今回の山行をこんな形で終了させてしまったことに対して深い自責の念を抱いております。今後は2度とこのような事故を起こさぬよう、十分注意したいと思います。
秋田
まず何よりも、吉田さんが怪我されたことが残念です。また、事故は起こるものとして備えなければならないものだと痛感しました。今回はL橋口さんが適切な判断をくだしましたが、九十九山の会メンバー全員が心得を持っておくべきだと思います。私も勉強します。それから毎回反省するのですが、どうも私はLに頼ってしまいます。知らないものはこれから勉強すればいいとも思いますが、自分自身の身を守ることぐらいは出きるようにしたいです。その第1ステップとして、まず体力をつけなければならないと思いました。疲れると注意力が散漫になってしまうので、いつでも集中できるだけの体力を身につけたいと思います。だからこれからボッカに励みます。極端かもしれませんが私は真剣です。Team69(白馬・双子尾根、主稜登頂プロジェクト)の活動でも雪山に蹴飛ばされないよう体力が必要になると思いますので、吉田法さん、ボッカ頑張りましょう。夏山なら30キロ担いで縦走できるだけの体力を身につけます。その次のステップはこれから考えます。ところで、剣岳は私の愛する白馬に勝るとも劣らない山だと感じました。別山乗越から見た雄々しい姿、夏でもなお豊富な雪、ラフティングやりたいぞの黒部川、奥深さを感じさせるスケールの大きさ、不気味な岩峰、全てが最高です。ビールの似合う山です。うっとり。私は来年リベンジすることを誓いました。出来れば今回とまた同じメンバーで。再来年は私がリーダーとして。パーティーはいいものですね。3人で登ったら必ず3人で下りたいです。怪我人、病人だけを先に下山させるのではなく最後まで運命共同体でいたいです。「せっかく来たのだから」なんて言って欲しくないです。
橋口
このような結果に終わり残念だが、大事にならなくて良かった。酒を持って過ぎて荷物が重くなったのも良くなかったのだろう。また、来年行きたい。先週の小川山に続き大学生に間違われた。