恋ノ岐川
Date: 2001.9.22-23
Members: L.板倉、秋田
Area: 尾瀬
Type: 個人/バリ/沢
9/22
早朝会津高原につき、バスから放り出されると、恐ろしい寒さに襲われる。秋田は半そでTシャツ1枚でいたため、周囲の人から変な目で見られた。たまらずにレインウェアを着込む。鼻水をたらしながら予約のタクシーを待つ間、こんな寒い中果たして水に入れるのかと不安になる。というよりも絶対に水につかりたくはない。やがて、愛想の悪く短気で客にサービスするという気の全くない女性ドライバーの運転するタクシーがきて、恋ノ岐橋に向かう。秋田は荒っぽい運転のため乗り物酔いした。
頭にくる。
さて、気を取り直して準備をする。恋の岐橋からすぐに入渓することもできるが、寒すぎるのでしばらくは沢沿いの藪道を行く。体も温かくなったころ、枝沢を下りていよいよ恋の岐川に。秋田には言葉では表現できないが、のっけから綺麗なところだ。心配していた水温もそれほど低くはなく、しばらくは小さな滝を登ったりへつったりで結構面白い。そして秋田が勝手に恋の岐川のハイライトだと感じた清水小屋跡周辺のナメ滝に着く。明るくて、水がキラキラ輝き、すっかり気分をよくした。ここで絶
景を味わいながらたっぷり休憩する。その後も素晴らしいゴルジュや釜などがあらわれて、飽きない。
キャンプ適地とされている三角沢の河原は低いところで、泊まるのは少し恐い。さらに、のんびり進み、休憩も長い時間とりながら行くうちにオホコ沢との出会いに着く。この日は全部で5パーティー入っていて、サイト場の確保に苦労した。しかし、我々より遅くについたパーティーはこの出会いよりも少し先でテント場をみつけられたようなので、実際はあまり困ることはないと思う。
夕方になると体がかなり冷えてきたので、焚き火をする。しかし、木に火をつけることはできたが、盛大に燃やすことができず、あまり温まらなかった。服が中途半端にしか乾かないまま、凍えながら就寝。もちろんその前にイヤラシイ会話をする。
恋の木橋7:20 − 9:35清水小屋跡9:52 − 11:30三角沢11:50 − 13:35
一本14:00 − 15:00オホコ沢出会
9/23
とても寒い朝。沢靴が凍っていた。今日もおそるおそる水に入る。確かに冷たいが、谷が割りと開けた沢なので、すぐに日が差しこみ暖かくなる。今日は快晴だ。明るい沢は歩いていて楽しい。そんな具合で昨日と同じような雰囲気のところを行く。やはりとても綺麗。何が綺麗と表現することはできないけれど。水は相変わらず冷たいが、天気が良いため秋田は汗をかく。
ところで、遡行中板倉リーダーと一緒に地図を頻繁に見るが、現在地がさっぱり分からない。軽快に登り続け、あれよあれよという間に40mの滝に着くが、そこでようやく現在地を確認できたような状態だった。その40mの滝は余裕で突破。結局ザイルは使わなかった。
やがて尾根が見えてきたのでそろそろ終了だろうと考えていると、地図を読めない2人の大きな間違えで、進めばさらに向こうに稜線が見えた。読図力を身につけなければならないと2人で話す。
そして藪っぽくなり、うるさくなりだす。30分ほど藪をこぎ、稜線に出る。少しだけ正しいルートを外したらしい。池ノ岳から平ヶ岳までは池塘が綺麗な昼寝をしたくなるようなところだった。とても美しい。この日のうちに下山することにしたので下りを急ぐことにしたが、ここで泊まってビールを呑めればどんなに楽しいだろう。ここまで調子よく登って来れたが、秋田は足の調子を悪くする。テーピングで固定。効果はてきめんだがペースを落としてしまう。板倉リーダーはテント、ガチャ、ザイル等、重い荷物を全て引き受けてくれた。そんな調子であったため下山が遅れ、最後はヘッドランプをつけて下った。
登山口で幕営。水を切らしたため料理をすることができず、つまみを食べ、酒を少しのみ、また凍える夜を過ごす。昨日にもましてイヤラシイ話しをする。星が綺麗だった。
7:10 − 9:10一本9:25 − 11:40奥の二又11:55 − 12:0040m滝 −
12:30稜線12:45 − 1:10平ヶ岳 − 18:45鷹ノ巣登山口
9/24
一発でヒッチハイクに成功し、御池まで乗せてもらい、お茶とソーセージまで恵んでもらった。乗せてくれた人に「学生さんか?」と聞かれる。もちろん秋田が生徒で、板倉リーダーが顧問と思われたのだ。
感想
- 秋田
- とても綺麗な沢だったが、水が冷たく豪快に泳げなかったのが残念。私はやはり沢では、ちまちまとヘツルのではなく、思う存分泳ぎまくり、好きなようにルートを取りたい。9月は私にとってはもう沢の季節ではないと思った。重い荷物を引き受けてくれた板倉リーダーにはとても感謝している。
- 板倉
- 御池に着いた時はあまりに寒くてとても沢を遡行する気にはなれませんでした。この時期に沢に行くのは、ちょとつらいと思った。恋ノ岐川は思っていたとおり綺麗でした、ザイルは使わなかったですが今考えると使った方がよかったかもしれません。平ヶ岳の下山もとても長かったです。あと、交通費ですが御池からタクシーで18,000円位かかりました(高かった)。できれば、入山口と下山口に車を置いておくのがよいと思いました。