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西ゼン

Date: 2001.10.14
Members: L.田名部、吉沢
Area: 上越
Type: 個人/バリ/沢
13日 21:00(高円寺駅集合)−1:00(土樽林道終点)

 ガイドでは5星のルートで常に評判のよい西ゼン。快適な秋の沢を期待しての遡行であった。一方、どのガイドでもスラブ対については微妙に恐怖感を感じさせる案内がありいまいち想像がつかない。先輩、安藤氏にも過去の記録(初心者同行でかなり苦労した)を聞き、微妙にビビリ気味。

当初10/13で予定をたてていたが当日、雨が予想されるため日程を1日延ばし、10/14とした。21:00高円寺駅、待ち合わせ。吉沢号にて内緒話をしながらAM1:00に林道終点着。
 
14日 5:15発−8:00(東ゼン出会)−9:00(第一スラブ終了)
          −11:00(第二スラブ終了)−12:20(平標山頂)−15:00(林道終了点着)

 4:30起床。5:15発。ダイコンオロシ沢出会いまでは湿地帯のようなところをトボトボゆき出会いにて身支度をする。

 東ゼンの出会いまで問題なくいよいよ西ゼン。昨日の雨で多少水量が多いいような気がした。今回はとくに「この滝を登ってやろうということもなく」巻けるところは完全に巻きぎみで行程を稼ぐ。しかし、全て足場はスラブ上なのでスリップしたらどうにもならない。

 広大なスラブに到着し第二スラブと判断。「あまりにあっけない」核心の前だから大休止をとり、いざチャレンジ。ガイドどおり左側を登り、右へのトラバース。いずれも難しくはないが、滑ったらアウト。どうにもビクビクしながら登りつづける。ここでスラブ帯終了。そこでどでかい滝出現。あれ!あとは小滝があって源頭部で終わりじゃないの?どうやら間抜けなミスで第2スラブだと思ってたところは第1であったようだ。気を取り直して第2スラブを継続。先ほどと同じくガイドどおり左側を登り、右側へトラバース、直上、最後に3m滝のところまで左へトラバースする。3m滝にてお助け紐使用。ここまでくると高度感は一級品。最後に6m滝を左から巻きぎみで終了、源頭部。ここからは40分のはずだが、このあとかなり硬い笹の藪こぎに入ってしまい、疲労が蓄積される。

 平標着。紅葉シーズンということもあり、山頂はおお賑わいで思い思いのうまそうな弁当を食っている。

 下山開始。この下りが長く、うっとしい。途中、登ってきた、西ゼンの全容を見下ろしたが、第1スラブも、第2スラブもなくただの1本の長い滝のように見えた。下山中、田名部は超お気に入りの新品ヘルメットを崖に落としてしまい傷心のまま幾度もコケナガラ降りる。
林道終点着、帰郷。

二人の見解として「2度はこないだろう」というのが正直な感想である。どうもバランスが悪いような気がする。確かに良い沢で1級品の景観を楽しめるが、終始、緊張感を強いられ、単調な気がしてならない。でも五つ星。怖がりには向かない沢かもしれない。

 ちなみに他に4パーティー程入っていて単独が多かった。いずれも「本当に滑らないの?」と疑問を感じさせる速さで抜かされてしまった。本当に怖くないようだ。

感想

田名部
先週から風邪をひいてしまい、終始、鼻水タイムで足を止めてしまい吉沢さんに申し訳なかった。お気に入りのヘルメットを無くしたのはあまりにショックだ。やっぱり上越の谷は難しい。
吉沢
噂で聞いていたとおり、とても高度感のある沢です。滝登りは難しくないが、スリップしたら時速200キロは出そうなウォータースライダーという感じです。高いところが好きだという人は最高の気分になれると思います。嫌いな人にとっては苦痛です。僕は苦痛でした。