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硫黄岳

Date: 2001.11.25
Members: L.佐藤、SL.河井、鈴木(記録)、渡部(新人担当)、中野さん♀(お試し)、田中さん♂(お試し)
Area: 八ヶ岳
Type: 体験/ハイキング

目的:山行の活発化。山仲間をつくる。

24日(土)
渡部、鈴木は前日からの橋口Pとともに、美濃戸へ。美濃戸にて、テントを張り、くつろぐ。アイスクライミングチームは、明日の支度に忙しそう。佐藤さん達も加わり、テント設営後、宴会開始。岩トレから、渡部さんの入院、最後には保険の話に発展して、とても勉強になりました。板倉さんが、妙に保険に詳しく、保険について知りたい人は、板倉さんに相談すると良いかも…。新人さんは、2人とも経験豊富そうなので、問題なさそうです。あとは、入会されることを期待しています。未明消灯。
25日(日)
4時頃起床。まだ、辺りは暗い。星空が見事。橋口Pは、さっさと支度を済ませ、出発。ハイキングチームも5時頃、出発。まだ暗いので、ヘッ電を灯す。先頭は鈴木、佐藤で歩きだす。後ろから照らす、敦子さんの新型ヘッ電のおかげで、蛍光灯で照らしたように明るい。思わず欲しくなる。

6時頃、広場で一本。その後20〜30分ぐらいのところで、アクシデント発生。お試しの、中野さんが、大石ですべり、膝を強打。残念だが、大事をとって佐藤さんと共に、病院へ…。平坦な道だが、暗がりとなると危険度は増すし、この時間、氷の張っている箇所が多々あり、注意を怠れないと感じました。  

まだ、時間も早いので、硫黄岳ピストンということで、河井、渡部、鈴木、田中の4人で出発。このころには、だいぶ明るくなっていたので、少し安心。8時、赤岳鉱泉着。しばらく休憩して、出発。だらだらとした感じで、登りが続く。敦子さんとの距離が出てきたので、一本取る。見晴らし良く。雲ひとつない晴天。赤岳や、阿弥陀岳が大きい。高度計では、2600m付近だが、地図上では2500m付近と思われる。休憩後、10分ぐらいで、赤岩の頭着。ここからの眺望も見事である。そこから20〜30分ほどで山頂着。山頂は、快晴だが、ものすごい強風。それでも、更なる眺望を求めて、爆裂火口へ、足を進ませる。しばらくして、横岳、赤岳の後ろに大きな富士山が望まれた。それは、見事の一言。また、田中さんの縦走で得た豊富な知識のおかげで、遠く谷川や、日光方面の山までも確認することができました。横岳縦走も可能な時間ですが、橋口Pが、お昼前には下りるとのことで、このまま戻る。

11:40赤岳鉱泉着。橋口Pを待ち、しばらくのんびりとする。1時間ほどしても、来ないので、すぐに追いつかれると考え出発。この行程中、田中さんに思い切って入会の可否を聞いてみたら、考え中ですと言われてしまいました。そのほか、やりたいことを聞いたり、自分(鈴木)の考えてる山行などの話をして下りました。田中さんは、縦走メインで、沢がやってみたいそうなので、もし入会されたら、沢に誘ってあげてください。1時間程で、美濃戸山荘へ。山荘には、佐藤さん達がいて、怪我の経過と、その後のドライブの話を聞いて一安心。大事に至らず良かったです。山荘では、親切にお茶とお茶請けの漬物まで出していただき、ありがたくいただく。

2時過ぎ頃、橋口P着。皆、疲れきった表情で、そのハードさが伺える。すでに2日間岩トレをした上でのアイスクライミング…。合宿並の山行ですね。その後、事故渋滞に巻き込まれながらも、談合坂にて、精算を済ませ、帰郷。佐藤車は、渋滞に巻き込まれなかったかが、気になるが…。
行程
25日 終始快晴
美濃戸(5:00)→中野さんアクシデント発生(6:30)→赤岳鉱泉(8:00)→2500m付近(9:00)
→赤岩の頭(9:30)→硫黄岳山頂(強風)(10:00)→赤岩の頭(11:00)→赤岳鉱泉(11:40)
→美濃戸山荘(1:45)

感想

渡部
硫黄岳は登りが短いのにとても良い眺望で、しかも晴れていたので遠くの山々まで見えて感動だった。アクシデントがあって登れなかった佐藤さんと中野さんにもぜひ見せたかった。そんなこんなでピストンになってしまったが、今の足の状況だとちょうどよかったのかもしれない。これで体験者の2人が
入会してくれれば言うことはない。そして中野さんが入会してくれたのでよかった。
河井
体験山行の2人は、経験豊富でとても期待できる方達でした。ただ、中野さんはとても気の毒な事になってしまい、本当に申し訳なかったです。ご本人も言っていましたが、初めてで緊張しているだけに前夜は充分睡眠をとっていれば、防げたかもしれないと思います。これからは、そういう配慮も必要だと感じました。久しぶりの硫黄岳でしたが、ここ最近にはないすばらしい好天に恵まれ、山頂からの雲ひとつない360度の展望には、とても感動しました。富士山をはじめ、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、奥秩父、日光、谷川、尾瀬火打、妙高などこんなにきれいに見えたのも久しぶりです。(田中君、ありがとう!)大して歩いていないのに、皆さんについていけず、やばいな〜と思いました。大台にのると、がくっとくるよとの話を実感。これからの、山行についていろいろ考えさせられました。2人は入会してくれるのかが、とても気になります。
田中
天気にも恵まれ、期待した通りの楽しい山行ができました。入会するかしないかは、考え中です。
中野
土日は本当にありがとうございました。車山も佐藤さんと行けておかげさまでたのしかったです。展望もよかったですね。それと○kgのなかのを背負わせてすみませんでした。さぞ重かったでしょう・・・m(_ _)m・・・正座はまだできませんが、もうだいじょうぶです。目下の目標がゴールデンウィークの北アルプスかなと思いました。岩と沢が中心的ですが、その目標(連休の)を定めて入会します。沢ができるかちょっと心配ですが、よろしくおねがいします
佐藤
九十九の活動層が集まる八ヶ岳に体験者を同行させることができてよかった。当会の雰囲気が良く出でいたと思われるので、これで入ってもらえなければとても悲しい。予期せぬことから、体験者の中のさんと、霧が峰ビーナスラインをドライブし、車山をハイキングできてよかった。たまには旅行ガイドに乗っているような観光もいいもんだ。そして、中野さんが入会してくれてとてもよかった。
鈴木
中野さんには残念な結果(ともいえないが…)になってしまったが、佐藤さんの適切な判断と行動で良い結果(入会)が得られたと思います。田中さんには、良い印象を与えられたか、心配です。特に、下りで、2人で話していた内容はあまり、良いこととはいえないので…。でも、自分が山に対してどういう考えを持っているかということで、少しは伝わってくれたかと思っています。このことに対して、近々山行計画を出したいと考えておりますが、まずは、リーダー会の皆様に照査願いたいと思っております。詳しくは後ほど発表します。硫黄岳に関しては、言うことない眺望に、無理ない行程、佐藤さんと中野さんに、この眺望を見せられなかったのが残念という以外、言うことのない山行でした。

事故報告

体験者の中野さんが入山1時間後(25日 6:30)、赤岳鉱泉への林道修了点より10分位の地点で石につまずき、右膝のお皿を痛打。中野さんの表情からかなりの痛みと思われる。患部を見ると、鉤型に出血。出血をふき取り、消炎鎮痛湿布を張り、三角巾で保護し、佐藤が背負って、林道まで搬送。佐藤の車を回送し、諏訪中央病院へ。他の、河井・鈴木・渡部・田中のメンバーは計画通り、硫黄岳へ。病院での診察の結果、打撲・裂傷。傷が浅くはないので、化膿止めの薬を処方。

原因

前日の深酒による寝不足と思われる。中野さんは、「忘れ物を思い出していて、いろいろ考えていて、足元への注意が散漫となってしまった」とのことです。初めて一緒に山に入る人に対しては、酒を慎むなど、体調を万全にしてあげる気配りが必要だったかもしれない。

反省

三角巾の使い方を忘れていた。ザックと棒を使った背負っての搬送法で、棒を直接、腰にあててしまい、佐藤の腰はかなりのダメージ。搬送法の記憶もあやふやであり、日常のセルフレスキューへの取り組みの大切さを痛感した。