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磐梯山

Date: 2002.1.13-14
Members: L.板倉、渡部、神保
Area:
Type: 個人/雪一般

1月12日(土)
20:00 JR南浦和駅に集合
板倉車にて出発。
24:40 裏磐梯スキー場着
駐車場に車を止めて車内で就寝する事にする。星が奇麗で翌日の晴天は約束されたかに思えた。
25:30 就寝

1月13日(日)
6:30 起床
7:30 出発
圧雪機により奇麗に圧雪されたスキー場のゲレンデを登る。振返ると西吾妻山と湖面が凍った桧原湖が絵のように美しい。
8:05 銅沼着
スキー場の迂回路があるので、そこからほんのすこし入った樹林帯にテントを設営。パウダースノーの為固めても整地が出来ず、結局 1m20cm ぐらい雪を掘る。おかげで風もしのげる良好なテン場に。
9:25 出発
神保・渡部はわかん、板倉Lは山スキーをつけて出発。銅沼湖畔周辺は平らでクロカンのスキー跡がついていた。雪はわかんをつけて脛程度。左に稜線が見えるはずだがガスっていてまったく見えない。地図を見ながら慎重に尾根の取付きを捜す。
10:40 尾根取付きで休憩
板倉Lはスキーをデボ。
10:55 出発
左側に雪庇が出来ているので注意して進む。雪はワカンをつけて膝上。わかんの威力はすごい。つぼ足の板倉Lが一歩ごとに沈んでいるのを見て実感。結局腰ぐらいまで雪はあるらしい。
12:05 森林限界にて休憩
全員アイゼンをつける。
12:25 出発
森林限界を抜けると風が強い。尾根をつきあげると岩に赤いペンキで印がある。ガレ場を左にトラバース気味に進み稜線に出る。ガレ場は雪がうっすらついている程度。風で吹き飛ばされたのか。稜線はさらに強風。視界も悪い。稜線を進んでいくと分岐に出る。「山頂まで1.3km」の文字に気持ちも新たに進もうとするが全然山頂が見えない。地図を頼りに進んでいくと、先行Pのたけざおがあった。ラッキー。ちなみに先行Pはスキーらしく、途中でスキーがデボしてあった。ともかく方向は間違っていないと確信して進むと山頂に突き上げそうな急登が出てきた。道沿いに棒まで立っている。これで間違いなく山頂にいけると思っていくと、なぜか平らな場所にすぐ出る。左手にはこれまた山頂直下のような斜面。でもその横はきれ落ちていて登れそうもない。地図を見直し、斜面をトラバースして来た方向を戻っていくと人の声がする。先行Pが山頂から降りてきたらしく、見れば10人くらいの大所帯。トレースもバッチリだろう。これで今度こそ山頂に行けるとそのトレース跡を登っていくとすぐに山頂かというような場所にでる。ロープに沿って山頂を示す標識はないものかと進むと、まったくみあたらない。先行Pのトレースもなくなってる。風は耐風姿勢の必要な強風。視界は3,4mというところか。「ここがピークだということにしよう」板倉Lの一言で3人一致で下山を決意。万歳三唱なんかしてみる。
13:45 山頂(?)
先行Pのトレ−スとたけざおがなくなったらこの視界では方向が危うい。急いで降りかけると標識らしきものを発見。一応見てみるかと近づくと「山頂まで0.6Km」の文字。あれだけ歩いたのにまだ600mもある?にわかに信じられないが、さっきをピークと思うことにしてさっさと下山。頂上直下の急登を下っていると急に晴れる。良かった。振返ると本日初めてのピーク。晴れている稜線は標識どおりそんなに距離はない。なんだったんだろう、さっきまでの異常な距離感は。晴れたのも束の間で、山頂は再び雲の中に消える。稜線を外れると嘘のように風も弱くなる。雪のたっぷりついた尾根を下界を見ながら降りるのは楽しい。神保さんが来るときにあった雪庇の事をすっかり忘れて踏み抜く。落ちたのが雪庇だけで良かった。気を引き締め直してさっさと下る。
14:45 尾根取付きで休憩
板倉Lのデボしていたスキーがちゃんとあった。アイゼンを外して板倉Lはスキー、渡部はわかんを付ける。神保さんはわかんの効力を検証する実験としてつぼ足で行く事にする。
15:05 出発
板倉Lのスキーは快調。渡部はわかん付きでも四苦八苦。神保さんは雪に沈んでいた。実験はあっという間に終わり、わかんは偉いという事でわかんをつける。
16:05 テン場着
結局どこまで行けたのか地図で確認する。明日はゲレンデを下るだけなので、夕飯を食べてからゆっくりお酒を飲む。
21:00 就寝

1月14日(月)
7:00 起床
昨日はうって変わっての晴天。銅沼から山頂が良く見える。朝食後、神保さんはカメラと三脚を持って撮影に出掛ける。のんびりとテント撤収。
8:55 出発
すぐにリフトが動き出し、人もちらほら。スキーの板倉Lはともかく、歩いて下る神保・渡部はゲレンデの注目を一身に集めていたに違いない(神保談)。
9:15 裏磐梯スキー場駐車場着

(おまけ)
リフトの午前券を買ってゲレンデスキーをすることは昨日のテントの中で決まっていた。渡部はスキーをレンタルしたが、神保さんはボードのレンタル料が¥4,500だった為スキーを断念。リラックスルームでリラックスしていた。板倉・渡部はリフトが3本しなないゲレンデで13:00までめいいっぱい滑る。スキー場で昼食をとって、常磐熱海温泉へ。神保さんは噂通りの長湯だった。

感想

渡部
冬山は難しい。晴れていればなんの事はない距離と道のりなのに天気が荒れると方向も良くわからない。だからおもしろいのかとも思うけれど。そして冬山で地図とコンパスが使えないというのは致命的だと改めて思った。早急になんとかせねば。そしてたけざおも作ろうと思う。でもトレースバッチリのメジャールートも魅力はあるが、人が入っていない雪山をルートを探りながら登っていくのはやはり楽しい。帰りの道、みんなもう次の山行を考えるくらい前向きな気分になれる山行だった。
神保
今回の山行はなかなかハードでスリリングでした。標高が低いこともありなめてましたが冬山の怖さを思い知らされました。裏磐梯山スキー場の一番上にテントを張り銅沼あたりをラッセルしてすすみました。私はワカンを持っていかなかったので板倉さんのを借り、板倉さんはクロカンでやってましたが登りはつらそうだったのでとても申し訳なかったです。稜線まででると強風とガスで視界はほとんどきかず少し道に迷ってしまいました。結局あと600Mというとこまできて引き返しました。夏山だったら迷うはずがないところなのでしょうが・・・あらためて冬山の怖さを再確認しました。とても学ぶことの多かった山行でした。学習しようと決めたこと:コンパスを使った地図の読図、雪崩学、ビーコンの使い方などなどまだまだ学ぶことはいっぱいです。
板倉
磐梯山は2回目でした、解っていましたが稜線に出てからの風と視界の悪さは厳しかったです。地図を読むことの重要さ自分の勉強不足がよくわかりました。これから、いろいろ勉強していきます。