日和田山

Date: 2002.5.26
Members: L.秋田、吉田(法)、神保、吉川、平山、勝山
Area: 奥武蔵
Type: 個人/岩トレ
(9:00)岩トレ(人工、ダブルロープによる登攀等)。(18:30)下山。

感想

吉田(法)
猛烈な二日酔いをかかえて西武線に乗る。飯能駅で勝山さんに初めてお会いする。さわやかにおはようございますと言えず、グロッキーな挨拶になってしまった。高麗駅でチカジョに見下ろされてるともっと具合が悪くなりそうだったので、さっさと出発。

岩場には先客が数名、女岩南面が取られてた。早速秋田指導員の下、ロープワークの勉強会。酒が抜けるまでのんびりできるかと思ったら「トップロープを張れ」との指示。岩にゲロを吐かないよう慎重にロープを張る。その後、勝山さんと吉田(法)は女岩西面のチムニー IV を登る。短いけど面白かった。

続いて秋田・神保・勝山・吉田(法)でリード&フォローの練習。一連の流れを何度も繰り返し役目を変えて練習。しっかし人が多い。懸垂の時に落とすロープが人に当たるのではないかとヒヤヒヤ。男岩南面上部のクラックなんて、ロープがこんがらがりそう。しかも子連れで来ているオッサンが子供に登らせて「何トロトロやってんだ早く登れ」とか言ってるのが聞こえて、かなりウンザリした気分になる。

雨がパラついて人が減ったころ、人工も練習。その後、10d と 10b のフリーにも挑戦。勝山さんはかなり上手だ。10d をサクッと登り、10b もオンサイト。すごい。僕はやっぱり登れなかった。進歩が見られない。両方とも勝山さんにビレイしてもらったが、勝山さんも曲者だ。「もうダメでしゅ〜」と言っても、「ガンバ!もう一回」と言って下ろしてくれない。最近あきらめが早くなった僕に鞭を打つ。これに秋田君も加わるともう地獄だ。このまま永遠に土を踏めなくなるのではないかと思った(うそ)。あの 10b を目標にがんばります。次回の日和田山では、神保さんと一緒にサクッと R.P. します。

やはり日和田の主は居た。前と同じように男岩の上に座ってた。でも雨が強くなったからか、いつの間にか消えていた。

最後までみっちり岩トレして撤収。所沢で呑んで解散。それにしても 40期のメンツは強力だ。吉川さんの実力は、春合宿や PUMP-2 の時に見せつけられたのでおおよそ知っていたが、もう一人いた。平山ハーフさん、秋田君に面と向かって「あなたはいったいナンなんですかっ!?」と聞いたあなたはカッコ良かった。焼酎お湯割りのグラスに頬ズリする姿にも惚れた。

ところで、狂犬病の野良犬秋田君を大人しくする方法を知った。ジョッキ2杯。これでウソのように静かになる。皆さんぜひお試しあれ。
神保
5/26(日)
7:26 高麗駅到着。が、誰もきていない。次の電車の到着は8:05なのでそれまで高麗駅でプラプラして待つ。
8:05 電車がきて全員集合した。日和田山に向かって出発。結構天気はよかった。岩場にはすでに何パーティかすでに到着していた。あっというまにロープを張られてしまい、占領されてしまった。吉田さんと勝山さんでなんとか2本張ることができた。その間私と吉沢さん、平山さんは秋田さんに8の字結び、クローブヒッチ(インクノット)(吉川さんはクローブノットとかわけのわからないことを言っていたが楽しそうだった)、支点の取り方、セルフビレイを教えてもらった。登山靴を履いてたぶん5.6ぐらいをトップロープで登った。登ること自体はたいしたことなかったがスラブなどでは登山靴では滑り易く不安だった。クライミングシューズの凄さを感じる。その後、ダブルロープでのマルチピッチの練習をした。これはかなり参向になりました。秋田さんがリードで登り、つづいて私が登る、その後を少し距離をあけて勝山さんが登るという3人の場合を想定したクライミングでした。最終支点でも支点の取り方、次のピッチへの準備、つるべの場合のやり方をならった。降りる時は懸垂下降をした。その時の手順なども親切におしえてくれた。懸垂下降で降りるときは全体重をロープに預けるのに緊張しました。懸垂下降の途中で止まり、懸垂下降中の固定をやってみたが8かんが小さくなかなかあなに入らなかった。おっきいのをかおっと!

お腹もすいたので昼休み。食時もすぐ終わりまた練習再開。私の希望でリードをやることにした。緊張してきたので登山靴からクライミングシューズに履き替える。そして体じゅーにヌンチャク、スリングをかけそのすがたに自分でほれてまった。トップロープとは違う緊張感!慎重に中間支点をとっていく。ヌンチャクのガイドが岩角に当ってひらかないか、引き抜き抜重がかからないか、ダブルロープなのでロープがスムーズに流れるようにも気を配りながら登った。確保支点を取り、セカンドをビレイする。これがめちゃくちゃ難しかった。二人同時に登ってくるけどスピードが違うので2本のロープをあやつるのはむずかしー

アブミの練習をちょこっとやった。う〜むずかしーアブミにおちょくられているかのようにゆれていた。習得すればかなり有効な道具だということもわかった。これを使うのはまだまださきだろーから地道に練習でもしとこっと!

吉川さん、平山さんが初クライミングをしているのを見ていた。緊張していたけど楽しそうだった。その後僕はなんちゃって7にいどむことになる。秋田さんに呼ばれて行くとここ7か8ぐらいだから登ってみる?かなりハングしてて上のほうはクラックになっている。秋田「ハングしてる7はめずらしーよ、なかなかないよ〜」なんかむずかしそーだけど挑戦してみた。どうしてものぼれね〜「あ〜俺は7も登れねーのか〜」ちょいショック。が、あとで10bってことをおしえられた。う〜だまされた〜くやしーから今度は登ってやるー ね〜吉田さん!

今回の岩トレは学ぶことが多くすごくためになりました。帰りは所沢で食時して帰りました。たのしかった〜
吉川
山を始めて2ヶ月、まさか自分が岩に登るとは夢にも思っていなかった。当日の集合は高麗駅に8時。電車は7:27着と次が8:05着で朝から30分も早く来て待つ人なんている訳ないだろうと思い迷わず後者を選択したのだが、つづらにも奇特な方がいらっしゃいました。(神保さんすみません。)

岩場に着き、早速秋田さんより『8の字結び』や『インクノット』等、ロープの結び方から教わった。これはかなり重要ということで無言で反復練習。すると岩場の陰から一人の紳士が現れ、私と平山さんに秘密の場所で特別トレーニングを行ってくれた。きっと心配だったのだろう。小さな岩だったが私には十分すぎるくらいで、登るときも下りるときも「3点支持、3点支持」と自分に言い聞かせながら、手足を一つずつ動かしていった。次に動かすところが見当たらないと、首振り人形のように体は微動たりともせず、頭だけ動かして必死に探していた。もう悲しくて仕方ないが、仕方ない。こんな時、下から聞こえてくる声は本当にありがたかった。

最後に皆さんのいる隣の岩へと移動したが、かなり高い!私も平山さんも緊張感たっぷり。さっき以上に気合を入れて臨んだ。今さらだけど、登ったときに少し周りを眺めればよかったなと思う。景色なんかより高度感のほうが先行してしまった。目標地点に達した段階で、頭の中は「うわーっ!高い!!どうやって下りよう・・・」ということだけだった。しかも「どこまで登ったらいいですかー?」と下に向かって尋ねたところ、どこからともなく
「宇宙まで行ってくださーい」
という声がした。まったく非情極まりない言葉だ。決してつづらの人ではないだろ・・・そう信じている。しかし、地に足が着いたときはホッとした。終わってみると意外と楽しかったような気がする。それにしても、いつも山では真剣にさせられる。トレーニングとは言え、岩は自分ばかりか人の命まで係わってると思うと、手を抜かず真剣にやらないといけない。そして信頼のおける人と道具が必要なんだなと思った。今回は両方とも揃っていたので、安心してできた。初めての岩トレも無事に終了してよかった。

皆様お世話になりました。そして親切な紳士にまた会える日を楽しみにしています。
平山
前回の定例会のときに、「どこの岩へ登るんですか?」と一言だけ質問したことがきっかけで、今回の岩トレに参加することになりました。総会の翌日でしたので、ちゃんと起きられるか心配でしたが、頭は半分寝たままで、何とか集合場所へ5分遅れでつきました。30分も前に着いていたと言う神保さん、お待たせしてすみませんでした。すいすい岩を登っていく人達に見とれているところへ、安藤さんが(←秋田さん、名前出していいですか)来て、梢ちゃんと私に特別に、場所を変えて基礎から教えてくださいました。

雨が降ったり止んだりの天気で、シャワーみたいな雨で気持ちよかったです。帰りに所沢で夕飯を食べましたが、横浜へは滑り込みセーフの終電でした。(安藤さん、ご心配をかけました、無事帰れました。)次の日、ずっと昔に衝動買いをしたフランスの女性クライマーの写真集を探し出して数年振りに眺めました。

---クライムダウンで降りたときには、正直怖い瞬間もありましたが、途中で懸垂で降りなくてよかったと思いました.また行ってみたいと思います。
勝山
五月は仕事が忙しく、連休の飯豊連峰以降、ほとんど山に行けず、今回は久しぶりの山行。岩トレは広沢寺以外に行った事なかったので期待して参加した。

集合場所の西武線高麗駅に8時ちょっと過ぎに到着。電車は30分に一本しかないので、みんな同じ電車で来た。
(*やる気のある神保さんだけは30分前に着く電車で来ていた。)
朝の気は非常によく、高麗駅から日和田山への道すがらのどかな農村の風景は大変落ち着く。日和田山はもっと草などがぼうぼうの岩だとばかり勝手に思い込んでいたが思いの他きれいな岩場で安心した。ただ、ちょっと岩場の到着が遅かったみたいで、ほとんどのルートが先着の講習会のグループらに占領されていたのは残念だった。狭い岩場なので残されたルートは一本ぐらいしか残っておらず、そのルートを利用して、早速マルチピッチのシステムの練習を開始する。女性チームは安藤さんによる非公開特訓を受けに山を下りていった。記憶があやふやで、秋田さんや吉田さんに教えてもらいつつ登る。覚えるために全部で三回ほど、神保さんや吉田さんと3人でビレイとリードを交代しつつ登る。まだまだ、練習が必要と実感。また、行きましょう。

午後、あぶみ。未体験ゾーンで非常に面白い。一本登る。この頃から、徐々に天候が悪化し始め、時たま、本格的に雨になる。(雨で帰り始めたパーティがいたのはよかった)あぶみの後はフリー。先ず、女岩西面の中央(5.10d)に挑戦するが敗退。次回雪辱を誓う(もし来れば)。その後、秋田さんと二人で、女岩西面の左ルート(5.10b)をオンサイト。気分は爽快。ルートガイドに星印が三つで人気のあるルートらしい。この後、秋田さんの発案で、神保さんに同じ5.10bのルートを5.8と思い込ませて登らってもらおうということになり、女性グループと岩トレしていた神保さんを急遽呼んでトライ。ハングしたクラックの取り付きでストップ。下でビレイする神保さんから「エイトですよ」と掛け声が飛ぶも、力尽き敗退。残念でした。神保さんまた、いっしょにジムに行きましょう。神保さんのトライを最後に撤収するが、また、同じメンバー行きたい岩トレでした。この後、西武線で所沢まで移動して居酒屋で打ち上げ。
秋田
吉田さんは諦めがはやい。気に入らないが歳も歳だから仕方ない、許してあげよう。でも次からは下ろしてあげない。
神保さんは体中にスリングやヌンチャク、その他ガチャ類をたくさんつけて喜んでいた。カッコイイ!と自画自賛していたが、実際カッコよかった。ギアラックをつければもっと良い。上半身裸だとなお良いと思う。さすがは軍団長。しかし、被った5.8には参っていたらしい。僕を信用するなんて。
吉川節炸裂!九十九史上最強。
平山さんはお湯割グラスよりも四合瓶の方がよく似合うと思う。(一升瓶が似合うのはかの御大)僕も惚れた。
勝山さんはとても熱心でフリーが上手。でも僕に調子を合わせるあたり、全く油断ならない。
僕は風邪で体調が非常に悪く、やる気が起きなかった。ほとんど何もしなかった。男岩のてっぺんで、みんなが登ってくるのを眺めながら蛇の尻尾を引っ張ってよろこんでいただけ。まあいい。畜生。
つづく