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一ノ倉沢 南稜フランケダイレクト〜南陵

Date: 2002.6.1
Members: L.橋口、秋田
Area: 谷川岳
Type: 個人/バリ


5.31 臨時快速の尾瀬ハイクで土合まで行く。夜行はリクライニングも効かず不快だし、検札も来る。

6.1 土合駅から一ノ倉沢出合までとぼとぼ歩く。テールリッジまでは雪渓が繋がっているので楽。南稜テラスまでのアプローチは腐った草付きとかがあり、怖い。

南稜フランケダイレクトはルート図の2、3ピッチはつなげて登ることができるので、計3ピッチで南稜に達することができる。一ピッチ目の核心のハングは浮き石だらけで危うい。ピンも腐ったものしかなく、リードしている途中で何かのはずみでランニングをとったものがあっけなく抜けていた恐るべし。全てピンは腐っていて、抜けているところも所々あるので、アブミは全く役に立たないので、持っていかない方がよい。あとのピッチは岩も硬く、概ね快適。ただし、2ピッチ目(ルート図の3ピッチ目)の上部は8mほどランナウトするので注意。南稜に合流すると大渋滞で、横入りするオヤジなどもおり1時間ほど待たされる。南稜自体は非常に簡単。ピンも多いし岩も硬い。南稜を抜けてから、一ノ倉岳を目指してガンガン登っていく。暑くてだるい。その後、疲れた体を引きずって西黒尾根を下山、下界に着く間際に大雨にたたられる。
土合(5:20)--一ノ倉沢出合(6:10)--南稜フランケダイレクト取り付き(7:10/7:30)--南稜合流(10:00/11:20)--南陵終了点(12:20/12:30)--一ノ倉岳(13:40)--谷川岳(14:30)--登山指導センター(16:30)

感想

秋田
6/1
夜行は辛い。眠い。
一の倉沢出合まで、長い。大学生の9人Pが車で、テクテク歩く我々を抜き去った。頭にくる。でもうらやましい。やがて岩壁が見えてくる。僕はよく言われるような陰惨といった印象は受けない。何と表現したら良いのか分からないが見るだけで熱くなる。出合でアイゼンを付ける。進む。テールリッジはアプローチの一部でしかないが僕は怖かった。ここで事故が多いというのもよく分かる。クライミングシューズの方が良い。登攀終了後にこんなところは下降したくない。雨がぱらつきイヤな感じだ。ガスで壁もよくわからない。取り付きに到着、クライミングの準備。いよいよ谷川デビュー。中央稜、中央カンテ、南稜は非常に混雑しているが、南稜フランケダイレクトルートは我々だけ。ちょっと良い気分。

1P目、6級!橋口さんリード。橋口さんがハングの突破にてこずっている。ビレイしている最中それを見て登れるか不安になるが、早く登りたいとも思う。いよいよ自分の番に。ハングの乗越しはやはり難しい。最初の挑戦ではうまく登ることができず、安定したところまで少し降りる。怖い。2回目。エイヤっと登る。フォローでなければこんな登り方できないというようなやり方で越えた。怖い怖い。2P目、僕がリード。橋口さんとは初めてのツルベ。ガイドの2P目と3P目をつなげて登る。W+だが、猛烈にランアウトするため、恐ろしかった。さらに、一度足を滑らせ、滑落しそうになった。恐怖。ところどころ、良い香りの植物が生えている。余裕がないため、そんなものには感動しない。一体何なんだよ。ところで、ルベルソはかなり使える。3P目、橋口さんリード。X+。そんなに難しいとは思わなかった。南稜フランケダイレクト終了。デビュー戦、非常に怖かった。

南稜に。とても混んでいる。待っている間、わけのわからない親父がうざかった。4P目、僕がリード。短くて簡単なところ。ビレイ点で先行Pを待っている間、遠くで雪渓が崩壊するのを見る。轟音。ド迫力。恐ろしいー。5P目、橋口さん。ここも簡単。南稜は落ち着くなあ。6P目、僕。途中でロープを交差させてしまう。次のX級もつなげるつもりだったが諦める。もっと慎重にランニングを取らなければならない。不注意だった。畜生。7P目、X。フォローだと簡単。リードだと難しいのだろう。

南稜も登り終える。ホッとするが、この先も事故が多い。良くない道。簡単な岩登りも混じる。緊張する。アプローチ、下山等、純粋な登攀以外のものも危険で、ロープを出さない分むしろ怖い。一の蔵岳まで、遠い。僕はかなりバテた。ようやく稜線に出る。まだ下りたわけでもないのにすっかり安心しきる。それにしても谷川岳の頂上は遠い。見ただけでうんざりする。谷川の両ピークを踏み、西黒尾根を下る。もう俺は登れない。途中雨が降る。あーあ。久しぶりの山だからかもしれないが僕はかなり疲れていた。橋口さんも同様だったらしい。クライミングから開放された後で、気が緩んだからかなあ。寝不足だからかなあ。最後の最後でどしゃ降りに会う。僕らは全身びしょ濡れになった。電車の時刻まで間があるので、登山指導センターで一休み。僕は眠ってしっまった。本当に疲れていた。
つづく

橋口
無積雪期の谷川の岩には初めて行った。近い。谷底を登っているようで、ブロック雪崩れも頻発し、気分はあまり良くない。人が多いのは何とかしてくれ。

南稜に合流し大渋滞
ナンジャコリャーー


やっと登る秋田

のびる秋田