平標山〜谷川岳
Date: 2002.7.19-20
Members: L.渡部
Area: 谷川
Type: 会山行/一般
7/19(金) 小雨/曇
上野発5:45の高崎線に乗る為に近くのJRの駅まで早朝の駒沢通りを30分歩く。時間切れでタクシーに乗り山の手線で上野駅まで行き、高崎線,上越線と鈍行で乗り継ぎ後閑駅でバスに乗り換え猿ケ京へ。そこからまたバスを乗り換え法師まで行く。法師行のバスは一人だったので運転手さんとずっとおしゃべりしていた。
法師から、温泉の仲居さんお勧めのルート(最短ルート)で三国トンネルまで行く事にする 。あいにくの小雨だが確かに仲居さんが薦めるだけあって道も整備されており、アップダウンも少なく緑も法師沢も美しい。が、足元に覚えのある嫌な感触が。見ると靴にたくさんの蛭がついている。もう片方の靴は紐をきつくしめていたので靴の入口に蛭が何匹もたまっているおぞましい光景が。慌てて靴を脱いでふくらはぎに吸い付いている蛭を払い、ライターで火をつける。でもきりがないくらい蛭蛭蛭。どうにか足に貼りついた蛭だけ払い、足早に歩く。ときどき立ち止まっては蛭チェック。やっぱりついてる。靴を登ってこようとする姿は恐怖だった。けれど三国トンネルを過ぎるとパッタリいなくなった。
三国峠の三国権現避難小屋は小屋の奥が神社なので泊まるには恐いかもしれない。三国山までは急登の木道が続く。ガスっていて風景は見えないが、両側に群生するニッコウキスゲは素晴らしかった。こんな悪天候の中ピクニックシートを広げている家族もいたぐらいだ。でもこの日はこの家族のあと幕営地まで人に会わなかった。三国山の山頂で「幸福の鐘」を鳴らす。三角山までは細かいアップダウンの繰り返しだが、楽な道だ。ただアザミが当たって痛い。
一応展望が良いらしい大源太山にも寄るが、もちろん何も見えない。さっさと降りて平標山の家に行く。幕営地は4人用テントで3張くらいの広さ。先客は若者2人でテント1張りだけだった。ご主人にテンバ代を支払い蛭話をしていると私が下山ルートで考えていた中ゴー尾根も蛭がいるとの事。中ゴー尾根を下らないのなら肩の小屋に泊まる必要はないので、翌日下山しようとかと考える。この日の為に購入した「究極の一人用テント」を設営後、夕飯を食べてさっさと就寝。体のどこかに蛭がついているような気がして何度も目が覚めた。
上野5:45-10:10法師10:15-12:00三国権現避難小屋12:10-12:50三国山13:00-14:10三角山14:20-14:45大源太山14:50-15:30平標山の家-17:30就寝
7/20(土) 晴
3:00アラーム前に隣のテントが起き出したので目が覚める。星空の中うどんを食べてテント撤収。平日だからか小屋から水がもらえたので、途中水場がない事と一応肩の小屋泊まりになる事も考慮して3.5Lの水を持つことにする。
空も白み始めた頃出発。平標山までは木道だ。山頂には隣のテントの若者達がいた。まだ完全に夜が明けきらない幻想的な中、富士山まで見えて感動する。一人になりたくて仙ノ倉山に行くと、360°の大眺望。この風景を一人占めかと思うととても幸せな気分になる。この先は登山道がヤブに覆われて見えない場所や前日の雨で滑る箇所もあったが、やはりニッコウキスゲが咲き乱れていたり素晴らしい。両側に沢を見ながら(まだ雪渓が残っているところが多い)歩いていると万太郎山。相変わらず人に会わない。
だんだん日差しがきつくなってくる。稜線歩きで影がない上、風も吹かなくなってきた。温度だけ上昇する。たまらずオジカ沢避難小屋で避難小屋の影に隠れて昼寝。夢まで見るほど熟睡。起きると心無しか空に雲が出てきた。オジカ沢の頭は人でいっぱい。それまで誰もいなかったのでビックリする。
オジカ沢の頭を過ぎるととりあえず残すは肩の小屋までなのでゆっくり行く事にする。中ゴー尾根との分岐で休んでいると、中ゴー尾根から草の茎をかじりながら短パンのおじさんが登場。月夜野から走ってきたのはいいが途中で水がなくなったらしい。しかも肩の小屋にあると勘違いしてる。仕方ないから水を分けてあげる。そのおじさんは蛭はいないと断言したが、次に来た一般ハイカーのおじさんは牛首あたりで蛭に遭遇したとの事。でもスパッツをつけていたので事無きを得たらしい。その言葉に中ゴー尾根断念。せっかくの機会なので天神平からロープウェイで下山する事にする。
肩の小屋は相変わらず大繁盛だった。だが急にガスってくる。秋田Pが降りてなかったらロープウェイの駅で拾ってもらおうと思って電話をするとちょうど良くかかってきた。あと2時間程度で肩の小屋までこれるという事なので、先にロープウェイで降りているとも言えず、待っている事にする。一応谷川岳ピストン。いつきても谷川岳は人が多くうるさくて感動がない。一応ピークだけ踏んで小屋で昼寝する。
寝飽きて外に出るとちょうど、秋田くんと勝山さんが妙なテンションで登場。2人とも疲れているようなので、一緒に西黒尾根と巌剛新道を降りる。途中マチガ沢を見ながら雪のブロックを秋田くんがころがしたいと騒ぎ出す。やっぱり妙なテンションだ。
マチガ沢駐車場で下山報告をし、その日中に帰京するはずだったが、吉田くんを出迎えたり温泉行ったりとなんやかんやと時間が過ぎて面倒になったので、湯桧曽で駅寝をして翌日始発で帰る事にする。交通費を鈍行で切りつめた分、夜はうなぎを食べた。湯桧曽駅
のベンチは快適で、横になったとたん寝てしまった。
3:00起床3:55-4:35平標山4:45-5:25仙ノ倉岳5:35-6:20エビス大黒ノ頭6:30-7:13毛渡乗越-7:38越路避難小屋7:50-8:30万太郎山8:45-9:40大障子避難小屋9:55-11:10オジカ避難小屋11:35-12:15中ゴー尾根分岐12:25-12:50肩の小屋13:10-13:15トマの耳-13:25オキノ耳-13:35肩の小屋(休憩)14:50-15:30分岐手前15:40-16:15第1見晴16:25-16:45マチガ沢駐車場
感想
谷川に蛭がいるとは思わなかった。静かな山旅を楽しめてよかった。