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餓鬼岳〜大天井岳

Date: 2002.9.14-16
Members: 渡部、他 3名
Area: 北ア
Type: 個人/一般

9/13(金)
新宿駅に19:30に集合し20:00発のスーパーあずさで出発する。この時間のあずさに初めて乗ったが急行アルプスより静かで寝れる。我々は話していたら「迷惑です」と若い女性に注意された。松本で大糸線に乗り換え信濃大町駅へ。3連休なので結構山ヤが降りる。駅が閉まってしまうので近くの公園にテントを張って寝るが、夜中中ゴミを拾っているおじさんに周りをうろつかれ気になって寝れなかった。

9/14(土) 雨
4:30起床。5:00に予約していたタクシーで白沢登山口まで行く。登山口には3台の車が止まっていた。さらにぞくぞくタクシーも来る。小雨が降っていたので雨具をつけて出発するが、樹林帯の中の道が続き暑いのですぐに脱ぐ。白沢沿いに平坦な道だったが、魚止ノ滝が出てきたあたりからハシゴが出てきて一気に高度を稼ぐ。最終水場の水はミネラルたっぷりなのかあまり美味しくない。大凪山までは急登で足場の良くない箇所もあったが、大凪山の稜線に出るとまた歩きやすい平坦な道が続く。百曲がりはご丁寧にここからという看板があった。ここで枯れた水場を発見。餓鬼岳小屋は天水しかなく1L300円なので、ポトポト落ちる水を根気良く汲んでたっぷり仕入れる。百曲がりをボッカする事よりも水代が浮いたことに皆大喜びだった。

13:00餓鬼岳小屋着。晴れていれば展望が良さそうだがガスってる。しかし昨年の夏合宿のメンバーに悪い話しか聞いていなかったので、思いの他良い印象だ。テン場はギリギリで平地の場所を確保出来た。テントを設営後、雨も降ってきたので餓鬼岳のピークは翌朝にする。天図後の夕飯は生米から炊いたピラフ・生野菜タップリのスープ・カニかま入り海草サラダと超美味だった。ちなみに今回は私以外はシュラフを持ってきていず、皆「軽量化」というわりには食料は豪華かつ豊富だったので、耐寒訓練だったに違いない。

白沢登山口発 5:35 〜 最終水場7:25-45 〜 大凪山9:35-50 〜 百曲がり手前数m過ぎたところの内緒の水場11:33-12:05 〜 餓鬼岳小屋到着 13:00

9/15(日)雨→晴→曇
4:00に起床し早出をしようとするが雨が降っているので待機。明るくなったところでとりあえず餓鬼岳のピークに行く。すると雨もやみガスが晴れてきた。稜線上の道が白く、素晴らしい景色だった。前日会った小屋泊まりのおじさんと話していると小屋泊まり客は40人くらいいたとの事。テン場のいっぱいだったし、いつから餓鬼岳はこんなにメジャーになったのか。
出発しようとするとまた雨が降ってきたがさいわい風はない。剣ズリ周辺は岩とハシゴでとても楽しい。ハシゴの木が腐っていたりさらに楽しい。トラバースから稜線に出るとラズベリーの宝庫でつまみ食いしながら歩いた。

燕岳の稜線に近づくにしたがって雲っていながらも明るくなってきたので期待して稜線に出るとさっきまで嘘のような青空だった。どうやらこの稜線を境にして西側は晴れで東側は雨だったようだ。燕岳のピークでは快晴。人が多く、知らないおじさんと握手をする。ピークから見る裏銀座方面の風景もさる事ながら、燕山荘の巨大さも目をひく。周辺にはコマクサが咲いていたが人工ものだろうか。当初の予定では常念小屋まで行く予定だったが、悪天で早出が出来なかったので断念。大天井小屋まで行くことにする。初めて表銀座を歩いたが、大天井方面から来る人が多かった。だが徐々にガスってきて展望がなくなる。

16:30頃大天荘到着。夕飯は「日本人向けにアレンジしたクスクス」。でもクスクス自体食べたことがなかったので良くわからないが美味だった。やはり生野菜いっぱい。夜、風と雨がひどくなる。

餓鬼岳往復 5:30-5:45 〜 餓鬼岳テン場発 6:00 〜 東沢岳 8:43-55 〜 東沢乗越 9:35 〜 稜線11:30 〜 燕岳 12:17 〜 燕山小屋(トイレ休憩) 13:27-35 〜 大下り最低コル 14:30-45 〜 切通岩 15:50-55 〜 大天荘着 16:23

9/16(日)雨
4:00起床。風も雨もひどい。テントを撤収しようと中の荷物を出すとテントが風で凧のように飛んで行く。倒れているテントもあった。大天井岳のピークではもちろん何も見えない。常念小屋に向けて出発するが、稜線上なので風に飛ばされないように力を入れて歩かなければならなかった。ともかく風を防げる場所がないので休憩せずに進むと、いきなりガスが晴れて常念小屋が見えてくる。思ったより早い。常念小屋に入ると、ぞくぞくとヒエ平に降りるパーティが目に付いた。「こんな何も見えない中常念岳に行っても仕方ない。次回行って」と気持ち良いくらい思い切りのよいLの一言でヒエ平に降りる事にする。小屋でタクシーを予約し、60人以上抜き去りながら下山する。

ヒエ平ではタクシー会社の人が予約客の名簿を片手に仕切っていたので、予定時間より早くついたがすぐに乗ることが出来た。タクシーの運転手さんのお勧めの温泉に入り、またタクシーを呼んでほたか駅へ。鈍行で松本まで行きあずさの自由席の乗ると、時間も早いせいか余裕で座れた。ホームのおそばや駅弁を車内に持ち込み食べながら帰京。

大天井岳往復 5:15-30 〜 大天荘発 5:35 〜 常念小屋 7:15-8:05 〜 ヒエ平 10:08

感想

山行中晴れたのは燕岳周辺だけだったが、まだまだメジャールートを歩いていない私には大満足の山行だった。次回こそ、常念岳と蝶ヶ岳に行きたい。今回は女性だけの山岳会の個人山行にお邪魔させていただいた。風邪をひいたので3連休は療養すると連絡すると「だったら一緒に山に行こう。風邪なんて山の奇麗な空気で治る。もしくは当日まで気合で治してきて」と誘っていただいた。参加してみて、計画書から装備の振り分け等いろいろ勉強になった。一方しか見ていなければ気づかない事があると思うので、他会との交流は大事だと思った。ともかくパワフルな方達で、笑いっぱなしだった。女性だけだからと言って気遣いあう事まるでなく言いたい放題。とてもここには書けない会話だらけの山行だった。