笠ヶ岳
Date: 2002.10.12-14
Members: L.松浦・渡部
Area: 北ア
Type: 一般
15日 新穂高温泉7:00→笠新道入口8:00→1800m地点9:20→2100m地点10:10→杓子平12:40→抜戸岳15:00→抜戸岩16:00→笠が岳山荘直下テントサイト16:40(幕営)
16日 テントサイト5:50→笠が岳山頂6:20→テントサイト発7:20→抜戸岳9:20→大ノマ岳11:00→弓折岳分岐13:05→鏡平着13:45→発14:30→秩父沢15:40ワサビ平17:10(幕営)
17日 ワサビ平6:00→新穂高温泉7:00
3日間とも快晴に恵まれ快適な山行ができた。今回は、冬合宿の偵察のための山行で抜戸岳東尾根を観察した。抜戸岳東尾根は奥抜戸沢の北にある、標高差1100メートルの尾根でほぼ一直線傾斜35゜の急斜面だ、小池新道から分れる樹林帯の部分の取付きは傾斜がかなりきつく、冬季は枝をつかまってのラッセルとなりそう。樹林は標高1950m程でほとんどなくなり、潅木となる。抜戸岳に上がる部分は岩場の急登だが雪壁という程でもないようだ。状況により、1ピッチほどロープを出した方がいいかもしれない。抜戸岳は雪庇が発達する地形となっており、幕営場所の選定は慎重に行いたい。尾根上部には幕営で来そうな場所はみつけられた。抜戸岳から笠が岳はほとんど平らな道で、快適な稜線歩きができる。地形は白馬岳と同じで西側はゆるくハイ松の斜面、東側はすっぱりと切れ落ちている。西風による転倒はもちろんだが、半身凍傷にならないように気を付けたい。携帯電話はほとんどの場所で通話可能。
感想
- 通孝
- 今回は、装備も冬合宿に持っていくであろう装備を全て持参した。笠新道の急登で通孝はあえなくボロボロ、杓子平からは高山病に似た症状が出てテントにつくなり寝てしまった。この装備の重さは10カ月前の冬合宿以来だ。どうも体温調節機能が壊れ、Tシャツ一枚でも暑いと感じたりフリースと雨具を着ても寒いと感じたりした、左足のふくらはぎの痙攣もあった。笠のテントサイトで田名部と合流、山荘よりテントサイトは標高差で40mほど低い位置にある笠が岳の登りはハイキング程度のお気楽な道で、山頂からは穂高から槍の屏風のような山並に圧倒された。ピンク色のモルゲンロートが大キレットの稜線を際立たせる様は来て良かったと思わせる瞬間だった。日本の3000mを越える山岳は全て見渡せる立地は素晴らしい。冬合宿での好天を期待したい。ぜひとも行きたかった鏡平は箱庭のように本当に小さかった、ちょっと期待外れ!人が多くゆっくりできなかったが、残雪期にこの辺でスキーを楽しみたい。紅葉は、この下の秩父沢周辺が見事で、中崎尾根の広葉樹の広がりは美しい。ワサビ平では宮野とも合流、ブナの紅葉に抱かれた広く清潔なテントサイトは私の5指に入る気持ちのいいところだった。
- 渡部
- 笠ヶ岳は思っていたより100倍素敵な山だった。登り始めるとすぐに視界が開けて振返りと槍穂が近くに見える。山頂での360°の展望も素晴らしかった。視界が開ける分遮るものが何もないので真夏だったらものすごく暑そうだが、また行きたい山のひとつになった。また、笠ヶ岳で田名部さん、わさび平で宮野さん、新穂高で板倉Pと集中出来、小規模ながら会山行らしくて良かったと思う。それしても通孝さんと田名部さんと一緒に歩いたのは昨年の冬合宿以来だ。この間お互い何をしていたのでしょう。終始楽しく歩けて良かった。天気も良く、紅葉も奇麗なので、この時期はまた北アルプスに行きたい。
そして最大の目的、冬合宿の偵察も順調に出来た。雪がついた尾根の感じがまだ私にはつかめないが、ラッセル三昧になる事は間違いなさそうだ。冬合宿まで2ヶ月あまり、どんな準備をすれば良いか考えていこうと思う。