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丹沢(表尾根-主稜-西丹沢)

Date: 2002.11.2-4
Members: L.田中、芹澤、宮崎
Area: 丹沢
Type: 個人/一般

行程
1日目 ヤビツ峠-塔ノ岳-丹沢山-不動ノ峰手前幕営
2日目 -蛭ヶ岳-檜洞丸-大室山-加入道山幕営
3日目 -畦が丸-一軒屋避難小屋-大滝橋-中川温泉

11/2
08:18 秦野駅にてヤビツ峠行きバス乗車
09:00 ヤビツ峠着
09:26 ヤビツ峠出発
09:55 護摩屋敷の水 水量豊富 以後の水場の確保が不明なため、満タンにする
10:00 登山口(富士見山荘前)出発
10:54 二の塔通過
11:08 三の塔着 休憩(14分ほど)
11:49 烏尾山荘通過
12:10 行者岳通過
12:28 戸沢への分岐(正次郎の頭)通過
12:36 カイサク小屋着 休憩(14分) 雨まじりのあられが降る
13:06 新大日茶屋通過
13:21 木ノ又小屋通過
13:52 塔ノ岳山頂着 休憩(23分) ガスで視界は不良 小屋のトイレがとてもキレイ
15:01 竜ヶ馬場通過
15:23 丹沢山山頂着 休憩(22分) 
16:20 不動ノ峰手前休憩所着(テン場) 屋根・壁あり、中でテントを張る 近くの 水場での給水不要
20:20 消灯

11/3
04:30 起床
06:32 不動ノ峰休憩所出発
06:43 不動ノ峰通過
06:51 棚沢の頭通過
07:09 鬼ヶ岩通過
07:32 蛭ヶ岳山頂着 休憩(33分) 天気よく、遠くまで展望があった
09:10 臼ヶ岳通過
09:30 神ノ川乗越 休憩 水汲み(44分) 片道5分くらい 水量は適度にあった 
11:38 檜洞丸山頂着 休憩(27分)  
12:33 熊笹の峰分岐通過
13:07 小こうげ着 休憩(13分)
14:00 犬越路小屋着 休憩(15分) 避難小屋 近々、都岳連の雪山講習会を受けると いう土樋さんと話をする
15:03 標高約1320m付近にて休憩(12分)
15:55 大室山への分岐通過
16:01 大室山山頂着 休憩(8分)
16:19 大室山への分岐通過
16:39 破風口通過(最低鞍部)
17:09 加入道山山頂着 ここでテント幕営 周囲は木に囲まれている 避難小屋はキ レイ
21:00 消灯

11/4
04:30 起床
06:21 加入道山頂出発 
06:37 白石峠通過
07:10 シャガクチ丸休憩(10分)
07:32 バン木ノ頭通過
07:54 モロクボ沢ノ頭通過
08:11 畦ヶ丸避難小屋着 休憩(4分) 荷物を置いてピストン 避難小屋は暖炉もあるキレイな小屋 
08:17 畦ヶ丸山頂着 休憩(しばし佇む)
08:27 畦ヶ丸避難小屋着 休憩(食事:28分)
09:28 大滝峠上通過 一軒屋避難小屋の手前に水場あり 水量はまあまあ
10:03 一軒屋避難小屋着 休憩(17分) キレイな避難小屋
10:59 林道に出る
11:10 大滝橋通過
11:34 中川バス停通過
11:40 ぶなの湯着(下山:お疲れ様でした) 温泉浸かって一休み 700円
13:55 中川バス停にて新松田駅行きバス乗車
















感想

宮崎
丹沢には至るところに階段がある。 いまも確実にそれは延長されており、登山道のそこかしこに積み上げられ た材木の山からそれは容易に想像できた。 将来的には丹沢の山々は階段で埋め尽くされるのだろう。 階段好きのトレッカーにはたまらない山だ。 中学の部活のときにやった階段トレーニングが脳裏をよぎる。 雨が降ると階段トレーニング。 階段を登っているうちに、自然と呪いの言葉が口から出そうになる。 いったい誰がこんな悪質ないたずらをしているというのか。 あるいは、丹沢のシカたちが大挙してやってくる人間に辟易して、 この呪われた階段群をこつこつと積み上げているのだろうか。 階段の行き着く先には、シカたちのヘブンがあるのかもしれない。 わがもの顔で歩く人間のいない、ディズニーアニメのようなシカたちが 飛び跳ねている世界。 それはそれでステキなものだと思う。 もちろんそこには、MILLETのザックとLEKIのステッキを持った中高年の トレッカーはいない。

芹沢
もともと、11月の3連休にて中央アルプス木曽駒ヶ岳・空木岳縦走を 計画していたが、高度5,000mの-30℃寒気が例年よりも早く、シベリア から南下してきていて、気持ちの良い秋の兆しではなく冬の様子を物語 るかのような気候となっていたため、2・3日前に急遽丹沢に切り替える ことにした。

個人的には丹沢は何回か行ったことがあり、特に鍋割山にはよく行った。 あのランプ小屋がたまらなく好きだったからだ。今回登った塔ノ岳では あまり人には大っぴらに話の出来ない逸話があったりして、それから暫 く行かないようにしていたのだが、久々に行ってみると様子がかなり変 わっていた気がした。

今回は8:00に秦野駅集合ということで、6:00前に家を出かけるという、 いつも現場へ行く時とほぼ同じ時間ということで(大抵、山へ出かける 時は早出の為)、多少楽ではあったものの装備を前日の晩に詰めている ので気が付くと、嗜好品と定期券を忘れていた。それと武蔵野線が車輌 故障ということで3〜5分程度遅れていた。幸先の悪い出発となる。荷物 はいつもより工程が長い分(会の月例山行では1泊が多いため)、少々 重かった。秦野駅ではさすがに天候がよかったので、ヤビツ峠行きのバ ス停はかなりのお客さんが並んでいた。臨時増発バスには乗らずに、定 期バスに乗車する。この時の天気からまさかあんな天候になるなんて誰 も想像つかなかったであろうと今になると思う。

さて、1日目は塔ノ岳〜丹沢山〜不動の峰へ至るルートで、この時期丹 沢の水場は枯れていることが多いという話で、登山口手前にある水場( というか富士見山荘手前の『護摩屋敷の水』という名称で有名らしいが 、事実地元の方たちがポリタンいっぱいに汲みに来ていた)にて各自の ポリタンを満タンにして出発することになる。かなりずっしりと肩に食 い込む。10月の会山行時も結構重かったがそれに匹敵するくらいの重 さだった(ちょっと軽めの気はしていたが)。気を取り直して(?)出発 となる。順番は芹澤,宮崎,田中の順で、飛ばしすぎずそれでいてゆっ くりでもない位の感じで進む。二ノ塔、三ノ塔を過ぎる。ここは名称が おかしなところで、塔ノ岳に至るまでの数の数え方がどのように数えら れているのかわからないなぁ・・・という話をしながら、親睦を兼ねな がら登る。いい雰囲気だ。10時頃までは天気はよかったものの、登って 行くうちに雲行きが怪しくなってきた。途中、書策小屋で『あたたかい コーヒー有』との看板には皆かなり惹かれたというか、惹きつけられた。 小屋内のまったりとくつろいでいる客を目にしながら、外部のテーブル で暫し休憩。このあとあられが降ってきた。朝の快晴から考えると全く 以って想像のつかない変わりようである。雨混じりであったが、上層の 寒気によりあられ化したのであろうか。まぁ、それだけ寒かった。それ でも雨よりはましであった。どうやら、この天候も宮崎さんが雨具を着 用している時には止むようだった。不思議である(笑)。

塔ノ岳ではガスっていて何も展望が得られなかった。尊仏小屋の看板も 以前きた時よりもさびれていた(くたびれていた・・・・当たり前か!)気 がした。田中さんにもこの塔ノ岳には思い出があったようで、人それぞ れ善し悪しはあるものの、思い出に残る山ということである意味親しま れているのでそれはそれで山としてはよいことだなぁと思った。

ここから北上し、丹沢山・不動の峰を目指す。途中、天候がよければ眺 めがよかった筈である、竜ヶ馬場を通過し丹沢山へ至る。山頂に着く頃 には天候の関係もあったが、大分暗くなってきていたため、休憩もそこ そこにして(?)、幕営予定地である不動の峰手前へと急ぐ。山頂を出発 してから30分位後に不動の峰休憩所に着く。この休憩所には丁度屋根が ついていて、ここにテントを張ることにする。本日はよほど疲れていた のか20時過ぎには消灯となる。明日朝は4時起床と言う話をして・・・。

2日目。携帯電話の電池切れのため、アラームが鳴らず、30分程遅れて の起床となる。朝焼けがとても奇麗で気持ちの良い朝。本日こそは午後 までもって欲しいものであると心底思った。

この休憩所にて一人の登山客と出会う(後にこの人の名は土樋さんとい うことが判るのだが)。休憩所から15分くらい下ったところに水場があ るらしく、そこに水を汲みに行ったが500ml汲んで戻ってくるのにかな り時間がかかっていた。水がちょろちょろしか出ていなくて汲むのがと ても骨が折れたとのことだった。 我々は初日に肩に食い込むくらいの水を汲んでおいてよかったなとつく づく思った。

本日の行程は当たり前のことだが、一番長い。10分くらい登ったところ で不動の峰に到着する。出発してから1:00位で丹沢山系で最も標高の高 く、展望の良い蛭ヶ岳に到着する。ここで大休止をとる。昨日とはうっ て変わって、青空がとても奇麗である。また展望が良い分歩き甲斐のあ る山行である。ここから本日の山行の醍醐味である、登下降の繰り返し (登降差のある)が繰り広げられる。神ノ川乗越まで約2時間弱、休憩 なしで気分よく(?)歩く。また、鹿の鳴き声と聞き間違うほどの口笛を 鳴らしていた宮崎さんが印象深かった。

1回の休憩時間が長かった分、計画よりも遅れてしまっている関係上、 1ピッチがとても長くなる、というか疲れてくるので仕方の無いことだ が、そんな気がしていた。熊笹の峰分岐を通過し小コーゲまで一気に進 む。 犬越路小屋にたどり着く頃には、いい加減疲れがかなり達していた。こ こで不動の峰休憩所で出会った登山客、土樋さんと再会する。彼は既に 小屋に泊まることにしていた。なんでも山岳会に入会しようと考えてい るようで、今度都岳連主催の登山教室に参加するとの事でした。小屋の 外で和気藹々と話をした後、我々は加入道山へとまた歩き始めた。本当 はここで泊まりたいところであったが、泊まるスペースもないから、計 画通りに先へ進むことにした。ここから約300mの登りが展開される。 大室山についた頃にはへろへろであったが、反対によく此処まできたも のだと自分を誉めてあげたかった。周りも暗くなりはじめてきていたの で、幕営地と考えていた加入道山へ急ぐ。ほとんど平坦な道だったので 楽ではあった。途中、大室山への分岐で外国人2人のパーティと出会う。 彼らは足が長い分、歩幅が我々日本人と比べて1.5〜2倍もあるようで、 さっさと抜かれていった。我々が加入道山に着いた頃には、彼らは避難 小屋で泊まっていた。本当は避難小屋にテントを張りたいところであっ たが、先の外国人パーティが泊まっていて、小屋自体がそんなに広くは 無かったため、山頂を独占してゆったりと泊まることにした。明日最終 日は4:30起床ということで、21時頃消灯する。 えらく寒かった。冬用のシュラフを買う決心がついた。

3日目。予定通り、4:30に起床する。実は余りに寒かったので途中から 眼が覚めてしまい、携帯電話の電源を入れておいたのだった。今日は下 山コースでひたすら下るというのではないが、多少の登下降はあるもの の、膝が笑ってしまってはまずいので、足に薬をつけていた。 テント撤収後出発する。

畦ヶ丸避難小屋まで至るルートで1回休憩を取 る。また、バン木の頭で横浜市屋外活動センターへの分岐を通過した時 このセンターではどんな活動をしておるのかなぁと考えさせられてしま った。畦ヶ丸を空身でピストンした後、避難小屋にて大休止をとる。こ こからは延々と下るだけである。最後の山の雰囲気を惜しみながら、今 回の山行を振り返りつつ下る。 大滝峠上を通過後は沢沿いを下っていく。本日も天気がよかったため、 大勢のハイカー達(初老の)と挨拶する。皆、随分と軽装である。 一軒屋避難小屋は随分と小奇麗な丸太小屋だった(こんな言い方は失礼 かぁ?)。ここで最後の休憩をとり、先は一気に中川バス停まで下る。 バス停では加入道山で出会った外国人2人が先に座り込んで、バスを待 っていた。何か一言二言話をして、バス通りを温泉まで歩く。下界では 秋の冷たい風が肌をかすめていて、少し寒気を感じた。今年は例年に比 べて寒くなるのが早いなぁと今更ながら思った。 昼前にぶなの湯という温泉に到着し、下山報告となる。 お疲れ様でした。 3日間で、かなり歩行行程が長かったこともあったが、次回の丹沢第2 弾に期待して楽しかった丹沢主稜縦走山行の幕はひとまず下りた。

田中
メンバー二人が語りつくしてくれてので、書くことが無くなってしまった ようだ。

今回はもともと中央アルプス南部(越百〜安平路〜摺古木)に行こうかと 思っていたのだが、何となくパワー不足のような気がして、北部(越百以北) に変更して計画書を出した。以前この山域で同じ時期に秋山として登ったこ ともあり、冬装備を持っていくにしても使うことは無いだろうと考えていた のだが、寒気の流入で二週間前から積雪が凄まじく、10月下旬時点で、山 は平年の12月中旬と同じ状況になった。直前まで様子を見ようととりあえ ず予備の計画書(丹沢)も出した。しかし結局のところパーティの力量を考 え、3日ほど前にはすんなり丹沢に行くことで決定した。アドバイスを下さ ったL会各位、有難うございました。それから安藤さん、計画変更によって 信州まで同乗できませんでした。スミマセン。  

まあ冬型ということで太平洋側の丹沢は晴天と見込み、展望を楽しみにい ざ出発。初日は午後にガスに包まれアラレが降ったが、以降、最終日まで好 天に恵まれた。早朝には湘南江ノ島から伊豆七島、三浦、房総、横浜ランド マークタワー、新宿ビル群、筑波山などが良く確認できた。北の方は奥秩父 までは見えたが、上信越方面は雲の中だった。次週に行く小金沢連嶺が長く 見える。  

丹沢の紅葉は上のほうは終わっているが、中腹はちょうど見頃でとても美 しく、たくさん写真を撮ってしまった。  

今回はさすがに寒かったが、冬に向けて体を徐々に慣らすという意味では 良かったのかな。比較的長い行程だったけど、歩き通した皆さん、少しは自 信が付いたのではないでしょうか?  

芹沢さんは所々で気配りをしてくれ、とても頼りになりました。宮崎君も 夜のテントでかなり笑わせてくれました。今度カメラを教えてください。  

今回、とても楽しかったです。芹澤ワールドと宮崎ワールドは奥が深い。  さて第二弾は西丹沢〜山中湖です。いつにしましょうかねえ。