八ヶ岳 石尊稜
Date: 2002.12.8
Members: L.吉田(法)、勝山
Area: 八ヶ岳
Type: 個人/バリ
記録
日和田山を後にして飯能で焼肉を食ったあと、橋口さんと別れ、八ヶ岳に向か う。二人とも結構お疲れモード。勝山さん気合の運転で赤岳山荘の駐車場まで
車を入れる。テント寝たのは 0:00 ぐらいか。
4:30起床の予定が 5:00になってしまった。疲れてるなぁ。赤岳鉱泉までの道
は、アプローチシューズの方が良かったかも。赤岳鉱泉で準備して出発。中山乗越に向かう途中、一時的に森が開けたところの柳川北沢出合に「小同心ルン
ゼ」と書かれた赤テープがある。でも沢に入っていくトレースは無い。がっか りだ。と思ったら、途中から薄いトレースが合流。無いより全然マシ。
しばらく行って二俣。ここを三叉峰ルンゼと日ノ岳ルンゼの分岐の石尊稜末端
だと思ってしまった(実際は小同心ルンゼとの分岐)。で、右俣に入り、カモシ
カの足跡を追って(石尊稜だと思って)左の尾根に上がってしまう。途中視界が 開けた個所で見上げたとき、勝山さんがルート間違いに気付く。どうやら尾根
を一本間違えたらしい。もう一本右だ。自信あったのに。
右の斜面をクライムダウンし、三叉峰ルンゼに降り立つ。そのままルンゼを詰 める。正面の壁ではチリ雪崩のようなものが落ちていて嫌なので、右の石尊稜
へとラッセルして斜上していく。左にあるのは三叉峰ルンゼの氷柱? 稜線に 出ると中山尾根が見え、1ピッチ目取り付きで 4人ぐらいのパーティが時折声
を上げている。ペツル×2と重ね打ちしたハーケンがある立派なビレイ点を発 見。すっかり遅くなってしまったので、12:00
下降開始を目標に下部岩壁に取 り付く。
下部岩壁 1ピッチ目 (吉田(法)リード) スタート。土曜日に降った雪 (5cmぐらい) を払いのけるとすぐに岩が出てく
る。途中もペツルがいくつか打ってあるが、潅木が無いスラブなのでランナウ トして緊張する。右から回り込むように 20m
ほど上るとまた立派なビレイ点。 勝山さんに聞くとリードしたいとのことなので、ここでピッチを切る。
下部岩壁 2ピッチ目 (勝山リード) また右から回り込んで登り、凹状部分を乗っ越すが怖い。リード代わって貰っ
て良かった。しばらく登って太い潅木で終了。下降に移る。
前日に雨の中、日和田山で岩トレをしたのでロープが濡れており、それが凍っ てしまい非常に扱いにくい。スリングも凍った。ロープは濡らさないようにし
よう。懸垂中、凍ったロープが絡まって発狂しそうだった。懸垂 50m いっぱ
いで取り付きに戻る。慎重にクライムダウンし、三叉峰ルンゼまで降り立つ。 まだ落ち着けないルンゼなので、あたふたと下降を続ける。
帰りは今度来たときのためにしっかり地形を見ながら下降した。登山道から迷 わず行けたとしても優に 1時間以上かかるだろうと思う。
自分たちのトレースを忠実に辿り、14時前には赤岳鉱泉の新トイレの前を通過 できた。
帰りは赤岳鉱泉からスピードディセント。日帰りの荷物しか無かった からガンガン飛ばした。50分弱で美濃戸山荘に到着。早い!
タイヤチェーンもサクッと付けてサァ帰ろう。事故渋滞に一度ハマったが、高
速も都内も驚くほど空いていて、20時過ぎには新宿着。解散。お疲れ様でした。
5時起床〜6時20分出発〜9時ごろ赤岳鉱泉〜迷いつつ〜10時30分
石尊稜下部〜12時50分下部岩壁のみで登攀終了して懸垂下降〜13時50分赤岳鉱泉14時20分発〜15時15分赤岳山荘着〜帰途〜20時
新宿
感想
- 勝山
- (日和田山から続く) 次の日は4時半起床のはずが5時起床。寒い。
出来ることならやめたい寒さ。しかし、なんとか用意し6時18分出発した。 赤岳鉱泉にはつくまでに割かしばてていた。吉田さんは今回も非常に強い。
しばし、休んで、石尊稜取り付きへ向かう。 過去橋口さんも二回間違えたという石尊稜は確かにアプローチ核心だった。いろいろ
迷った挙句、取り付きに付いた時には10時半になっていた。股までつっこむラッセル地獄の末だった。
帰りのことも考えて泣いても笑っても12時に終了しようと登攀を開始。吉田さん
リード。雪が岩を多いつらそうだ。その後勝山リード。ぜんぜん残置が無い。もしか
したら、ノーザイルで登れということなのだろうか。それにしては、危険なのぼり
だ。上部至っても、ボルトや支点はまったくなし、結局時間切れとなり、木をアンカーにして懸垂下降。赤岳鉱泉に帰り着いた。
赤岳鉱泉から駐車場までの帰りは記録に値する早さの約45分で着いた。 林道は凍り付いており、車にはチェーンをつけて帰りに着いた。
- 吉田(法)
- また迷った。山渓のアルパインクライミングのルート図通りに進めたから、か
なり自信をもって取り付いたのだが、また去年と同じ無名峰南稜に上がってし まったらしい。どこかで見た風景。進歩無し。石尊稜取付までで既にくたびれ
てしまった。ロープは濡らさないキャンペーン実施中。