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小川山

Date: 2003.6.21-22
Members: L.吉田(法)、秋田、吉川、荒木田、遠藤、柴田
Area: 奥秩父
Type: 会山行/フリー

6/20
池袋でレンタカーを借りる。セダンのはずがインプレッサワゴンが用意されていた。その まま橋口さんから送られたジャンボを取りに宅急便の集配所に向かい、ジャンボを受け取って自宅へ向かい、着替えて自分の荷物を載せて、新宿へ山手通りを南 下。集合時間には全員揃い出発。途中で運転を秋田君に代わってもらって爆睡。気付けば廻り目平。

6/21
父岩・妹岩・マラ岩などを登り、帰りにビクターに寄る。気付けば 19:00。ナナーズで買出し。

6/22
リバーサイドに行く。荒木田君合流。お疲れ様。続いて縦走Pも到着。テン場で合流し、 渡部さんだけ一緒に兄岩に。雲行きが怪しくなってきたので撤収。テントを畳んで車に積み込んだら大雨になった。一路東京へ。

感想

秋田
 前夜僕はLED ZEPPERINのライブ盤他4枚を金もないのに衝動買いしてし まった。Dazed And Confusedを聞きたかった。これは僕が高校生の時によく聞いていた曲。発表されたのは68年か69年で僕の生まれる ずっと前のものだ。ライブバージョンの方が断然良い。ライブでは20分以上中だるみもなくすさまじい演奏が聞ける。火が出る。爆発する。僕はこの曲を聞く とくらくらする。よだれをたらして失禁してしまう。糞まみれの僕はとけたソフトクリームのなかで体を洗って黒ビールを呑んでぐるぐるまわって池袋のドヤ街 に落ちた。さらに僕は熱帯雨林を焼き尽くして太平洋を干上がらせて目を覚ました。22時か。小川山へ行こう。鳳来でないのは残念だが仕方ない。小川山でも イエロークラッシュが僕を呼んでいるので招待されてあげよう。よだれを拭った。

 メルセデスに乗った吉田さんがきた。アルマーニを着た遠藤さんと柴田さんが登場した。別世界の人のようだ。僕は2日間風呂に入っていなかったし、頭もぼ さぼさでみすぼらしい。

 小川山へ。なーんて近いんだろう。以前は遥か彼方の岩場という感覚があったのに。いい加減に進路を決めたら苦労もせずに着いた。いい加減に車をとめたら とても良い場所にテントを張ることができた。

 5時に起きた。陽は昇りきっていた。みんなさっさと起きろ。橋口さん、吉川さん、板倉さんの嵐を呼ぶ雨男雨女トリオがいないからとてもよい天気。

 父岩に行く。遠藤さんの希望で@小川山ストーリーだ。三ツ星か。うーむ。僕はあまり好きではない。次はAタジヤンU。下部には2箇所の核心があったの か。長いルートは大好きだが、ねているのはダメだ。

マラ岩、妹岩へ。Bイエロークラッシュ!去年、こんな厳しそうなルートを登らなくてはならない橋口さんを見て気の毒に思ったものだが、1年後まさか自分が トライするとは。しかし勝手に持っていたイメージとはだいぶ違う。もっと傾斜がきついと思っていたが、ほとんど垂直。まあいいや。とても難しい。ムーブが 繊細。数10回テンションしてようやく上まで抜ける。こんなの1日や2日じゃとても無理だな。C2便目。ボロボロ。イエロークラッシュは簡単に落とせそう にないからDイレギュラーをつまみぐい。ズタボロ。僕は花崗岩だと10dも登れないのか。ショック。E3便目。ヨレヨレ。しかしムーブはほとんど決まっ た。次回あたりからは少しまともな勝負ができるかもしれない。

ビクターに行こう。吉川さんがFコンケーブをやっている。やってみよう。昨年、離陸にとても苦労した課題だ。意外に進んで自分でも驚いてしまった。気付く とリップをとっていた。後は僕の苦手なマントル。もぞもぞうごめいてみるができない。やはり無理か。先に登っていた人のムーブを思い出して真似してみると マントルを返せた。登ってしまった。なんと今回1発目だ。少し、うれしい。

次はGビクター。見本をみせてもらう。デッドを飛ばしている。足が切れている。カッコイイ。吉田さん、遠藤さん、柴田さんを待たせているにもかかわらず、 夢中になってしまった。何回かやって、リップまで達した。マントルはやはり返せない。まあこんなもんだろう。あまりくやしくはなかった。

 リーダーは吉田さんだ。僕は4と言ってしまった。

 4時。朝焼けがとてもきれい。ちょっと前の僕だったら一人でみとれていたのだろうけど、今は寝坊助の4人をイライラしながら待つだけ。リバーサイドへ。 苦手な@ブラックシープ。恐怖。去年から全く成長していない気がする。まあそうだろうな。恐怖。でも、とても面白いルート。僕は☆☆☆だと思う。恐怖。

吉田さんが寝るというので、ひとのせいにして僕も寝る。マットは必需品だ。気付くと遠藤さんと柴田さんがアウトオブバランスを終えて戻ってきた。君たちま だやっていたのかね。いやいや、素晴らしい頑張り。僕も吉田さんもいい気なもんだ。半覚醒のままABUN2。妙に傾斜のゆるい壁を見てイヤな予感がした。 ボルト2本目で敗退。こうなることは分かっていたがここまで登れないとは。ショック。僕は花崗岩だとこれほどまで登れないのか。あきらめよう。今回は花崗 岩に慣れることを目的としよう。

Bアウトオブバランス。僕と吉田さんにとっては因縁のルート。スパルタ橋口さんに鞭を打たれて登らされたルート。初めてリードのトライをしたルート。恐 怖。一応RP。荒木田さん到着。ご苦労様でした。本当にご苦労様でした。もう怖いからやりたくねーなーのCブラックシープ。荒木田さんのためにトップロー プをかける。

そしてそしてそして、御大が到着とのこと。急いで下りる。吉川さんはまだコンケーブ。頑張れ。でもいつまでやっているんだよ。兄岩へ。アプローチが短くて いい。でも、いつかは足を滑らせて川の中に落ちるんだろうなあ。御大、タジヤンW。左様でこざいますか僕はDグダイマイト10cで結構でこざいますお姫様 なにも異存はございませんええ仰せのままにいたしますさせていただきます。この手のルートは僕にとっては馴染みやすい。OSm。ほんのちょっとうれしい。 さて、意を決してE三日月のピンクリップ10b。スラブだ。テンションの嵐。僕はスラブだとこれほどまで登れないのか。分かってはいたがそれでもやはり ショックだ。少しだけ、スラブの練習もしようかなあ。Fグダイマイト回収。安心するルートだ。

 雨が降ってきた。さらば花崗岩よ。お前など大嫌いだ。

 吉田さんはクラックをリードしてしまった。ギアラックがとてもまぶしかった。神保さんがいたら羨望の眼差しをむけるんだろうなあ。
 遠藤さんはもっと頑張れると思う。
 柴田さんはもっとクライミングをやるべきだと思う。
 吉川さんは帰りの車で吉田さんを吹き飛ばしたのだろうか。
 荒木田さんはヘルメットをかぶって寝ていた。とても似合っていた。2と言った。
 御大は縦走の後にもかかわらずクライミングをする。アホである。いやいや、すごいなあ。
 僕はスラブの恐怖で小便を漏らした。

 ところで、死ぬ気でレッドポイントを狙うと言うのであれば僕は協力したい。ヌンチャクを掛けてあげることもできるかもしれない。でも、はなから甘えてヌ ンチャクの掛けられるのを待ったりトップロープを期待するのは良くないと思う。男はマスターでリードするものだ、回収も自分でやるものだ、と僕などは思っ てしまうけどなあ。まあどうでもいいけど。
 また、トップロープの支点の作り方を各自が理解しているのだろうか。吉田さんが間違えていた様な気がしたが指摘するのを忘れてしまった。みんな今一度確 認した方が良いのではないか。まあどうでもいいや。

つづく

荒木田
レンタカーを借りて1人で小川山へ向かう。前日の酒がまだ少し残る日曜午前4時半。久 々の運転、カーナビ通りに走ると相模湖ICまで下道で行ってしまう。何とか8時半に廻目平に到着。フリーPがいるというリバーサイドという岩場を探すが、 地図も何もなかったので、1時間程さまよい歩き9時半にリバーサイドに着く。

アウトオブバランス
もちろんトップロープで。1度テンションして登れた。
となりの10aを小学生が登っていた。軽そうだ。いつも思うが減量せねば。

名前を忘れたけど、5.9のルートをトップロープで。腕がヘロヘロで足の置き場もなく、なす術がない。
カラビナを回収せねばならなかったので、無理やりインチキして登る。カッコ悪い。

岩場を変えた。
寝不足やらでここからよく覚えていないけど、小1時間ぐらい寝て、5,10aをTRでインチキして登った。

今回は以前よりも登れるようになった気がした。ジムにも行ってもう少し頑張るつもり。
今思うと今回はフリーをしたというよりも、ドライブを楽しんだ感が強い。やっぱり車が欲しくなった。レンタカーは高い。

柴田
6月21日
 小川山物語 5.9
  トップロープだったせいでぜんぜん怖くなかった
  リードでやっておけばオンサイトだった 挑戦しておけば良かったなぁ
 タジヤンU 5.10a
  リードで2ピン目まで
  すでにどんなルートか忘れてしまった
 レギュラー 5.10b
  自分にとって今回の参考の中で最も印象的なルート
  3ピン目から上はビビッて動けなかった
  とりあえずトップロープで上まで行って
  それからリードでレッドポイントできたら嬉しい
 川上小唄  5.7
  セブンだからとなめてかかったのがまずかった
  とりあえず落ちずに上まで行けて良かった 景色がとってもよかった
6月22日
 アウトオブバランス 5.9
  リードで5本目まで トップロープでは上まで行けた
  スラブはやっぱり怖いなぁ
 ブラックシープ 5.9+
  リードで3本目まで
  ぜんぜん動きがわからない
 グダイマイト 5.10c
  秋田さんが楽々登ってしまったボルダーチックなルート
  登れたら楽しそう

小川山であんなに早く起きたのは初めてだった
いつもは6〜7時起床が4時起床。普通ではない。
疲れるけどあれぐらい登ったほうが成長するのかも。
やっぱり自分のザイルがほしい。他人のザイルをお借りするのは悪いので。
あと靴もほしい。ミウラかアナサジのレースアップ。
なかなか行けないけどまた行きたい、
というより1週間くらい住みこみでトレーニングしたい。
今はとにかくたくさん登ることが大切と感じた。

遠藤
1日目、小川山スト-リ-、登り応えがあった景色もいいし次も登りたい。タジヤンU、 核心を絶えたらスイスイ行けた。レギュラ-、景色がいいせいか登っているうちに怖くなった。川上小唄、5.7にしては難しい。でもマラ岩の頂上はいいもの だ。
2日目、アウトオブバランス、勇気を持って登ろう。ブラックシ-プ、あと少しで登れるとは思うんだが。タジヤンW、ロ-プがあるから落ちてもいいんだ。
小川山は景色もいいし絵になる。スラブは、嫌いではないしむしろフェ-スより好きだ。今度着たときは、恐れずに諦めずに登ることが大事だと思った。

吉田(法)
徹夜明けに運転は厳しい。寝不足を引きずって行ったので、ゲレンデでも欠伸が絶えな い。ふわ〜あ。結果として小川山に昼寝に行ったようなものだった。帰りにサービスエリアのレストランで遠藤由加を見た。ホウトウを食べていた。

吉川
遅れて到着した為、軽くボルダ-でアップして九十九一行と合流するはずだったが、見事 にはまってしまった。

久々の小川山だったので、くじら岩の端の方でスメアリングの練習をし、次に左上するクラック『フィン』。両手と右足のジャムだが、右足がなかなか決まらず 難儀する。それからヴィクターへと移動。恐るべし『コンケーブ』!強敵だ。最初は体も上がらずもがき、取り付くのはまだ早いと思っていたが、そのうち左の リップが取れた。これが私に火をつけ、しつこいくらいやった。秋田さんが登ってしまった。翌日もトライ。少しずつムーブを改良していき、結構楽に上がれる 様になったが、もう指の皮がボロボロ。結局ダメだったが面白かった。

今回は小川山が晴れていることで、気分は最高。橋口さんと板倉さんにもこの青空を見せてあげたかったなぁ・・・やっぱり小川山はいい所だと感じた。また次 回へと続く。