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穂高

Date: 2003.8.5-7
Members: L.遠藤
Area: 北ア
Type: 縦走

8/4
新宿から夜行バスで行く。春合宿で道に迷ったのは西口ではなく南口を出たからだと気付く。今回は母校のOBとして後輩と槍に登りそこから単独で大キレット を経由して上高地に抜けるのが目的である。高校の山岳部は2年3人に1年6人で先生は鎌田先生と戸塚先生である。

8/5
新穂高7時-穂高平7時50分-白出小屋9時11分-チビ沢10時-滝谷出会11時 05分-槍平小屋11時45分

新穂から槍平小屋を目指す。現役は70-100?のザックで服は僕も現役時代そうだったように綿をまとっていた。僕は軽量化をはかり35?のザックにまと める。現役に力があるものがいなく、今回は鎌田先生が計画書を作ったらしくだから槍平小屋止まりなのである。小屋には午前中に着いてしまいゆっくりしてい ると槍方面から奥先輩が登場した。奥先輩は前から山に入っており岳沢からコブ尾根-涸沢ヒュッテ-槍を経由してわざわざ合流してくれたのである。奥先輩は 日大探検部に所属しており僕の一つうえである。午後から天気は悪くなり、明日以降も悪くなる見込みだった。そして天気について先輩と話をして天気が良かっ たら南沢経由で大キレットを目指し、大荒れだったら現役チ−ムと槍をピストンすることで合意した。夕食は前々から僕が用意することになっており共通でマ- ボ-ご飯を作った先輩からは肉がなく怒られた。

8/6
起床2時-槍平出発5時-南沢5時50分-2635m付近7時30分-南沢小屋7時 30分-A沢のコル9時45分-北穂12時-穂高岳山荘2時45分

2時に起床。夜空には星が見える、晴れである。前日消極的だった先輩も「大キレットにいくぞ」と声を荒げた。朝はチキンラ−メン3時30分ぐらいには準備 完了。しかし、ここでアクシデント発生。先輩が前日下りのときに痛めた足が痛く急きょ下山することになってしまった。序盤で壊れたカメラといらない食料を 先輩に託し槍平を出発し南沢小屋を目指す。登りながら1人って辛いなと思いながらもくもくと行き南沢に着き思わずちゅうちょしてしまう。雪渓が残っていて トレ−スもない。登山道なのでとりあえず行く。雪はガチガチに凍っていて傾斜は緩いがあしを滑らしたら一貫の終わり手を雪に付きキックステップをする。ま るで小川山のスラブのようだった。このとき、「スラブをやっといて良かった」と思った。雪渓をトラバ-スして滑るように下降し雪のないところで大きく息を 吐いた。今思うとキレットより恐かった。そこからは急登を登り南沢小屋に着きレストキレットに圧倒され少し緊張。そして出発3,4人僕と同じ単独行の人が いて中高年のグル-プも目立つ、ずっと下り長谷川ピ−クにてハーネスを着けた若者が休んでいて僕もついレスト不安定でなんでこんなところでやすんでしまっ たんだと後悔しながら5分くらいで出発。そしてその若者こそのちのちいっしょに行動することになるNさん28歳(確か)である。彼は代々木八幡の縫合パン 屋で働いていてとても気さくな方である。それからはだいぶなれてきて、いいぺ−スでA沢のコルにてレストしていると一人の若い女性に写真を撮ってもらうよ うに言われる。その方ものちのちいっしょに行動することになるYさん(多分30代前半)である。彼女は樹幻霧山の会に所属している方でフリ-もやるらし い。北穂に着いた頃は自然とNさんとYさんといっしょに行動するようになった。ぼくも含め2人とも偶然にも下山路が同じであった。北穂に着いたころから雲 行きが怪しくなり雨が降らないうちに難路を越えたいと思った。涸沢槍くらいから小雨が降ってきて真新しい鎖をゴボウして通過。問題なく涸沢岳に登頂。いち 早く着いていた2人と頂上で健闘をたたえた。そして、北穂高小屋でビ−ルを飲み自己紹介などをする。夕食はスパゲティ-、コッフェルが小さすぎて苦労す る。

8/7
出発4時15分-奥穂5時-紀美子平8時33分-岳沢ヒュッテ10時15分-上高地 13時30分

3時に起床朝はチャルメラ。小屋泊まりで朝食が遅いYさんを残しNさんと出発。霧があるものの目印を頼りに奥穂に登頂。Nさんと記念写真、それからは前穂 をピストンし岳沢ヒュッテへ。Nさんは精神的にも肉体的にも疲れたらしく大レストすることになった。そしてだらだらと上高地に下っているとYさんに追いつ かれ合流した。上高地からNさんの車で松本駅まで乗せてもらい高速バスで岐路に着く。

感想

今回は人のありがたさ、大切さを感じた山行でした。単独ではここまで行かなかったかも しれません。2人にはとても感謝します。また、いつかいっしょに山に登りたいです