Sponsored Link

穂高

Date: 2003.9.19-22
Members: L.中野、渡部、高橋
Area: 北ア
Type: 個人/縦走

9/19(金)
22:30 集合 − 23:00 さわやか信州号 新宿発

島田さんが急遽不参加となり、残念に思いつつ新宿駅へ向かう。バス乗り場は上高地行きの人々で賑わっていたが、聞くところによると例年の同時期ほど多くな いそうだ。

9/20(土)
6:49 小梨平発 − 7:37 明神 7:47 − 8:40徳沢8:50 − 9:48横尾10:08 − 11:08涸沢本橋11:20 − 12:20休憩12:32 − 13:00 涸沢ヒュッテ着 − 18:00夕食 − 21:00就寝

バスの中での眠れない一夜が明け、6時頃上高地に到着。天候の悪化が予想された為、大キレット越えは省き、後の天候次第で行程を決定することにし涸沢に向 かう。今にも雨が降り出しそうな曇り空の為、カッパを着込んで出発。横尾まではなだらかな林道をのんびり歩く。豊かな緑の中の湿った新鮮な空気を浴びて、 大いに癒される。明神・徳沢で休息をとり3時間で横尾着。

ここからが本番、進むに従い傾斜が増す。涸沢本橋のつり橋を渡った辺りから2時間程の 歩きで一気に高度を上げる。なかなかきつい登りではあったが足場は悪くなく歩きやすかった。

涸沢直前の最後の登りは疲れも出てきてきつかったが、山小屋での「生」を合言葉に励まし合いながら耐える。幸いにもさほど雨にあうこともなく涸沢ヒュッテ に到着。念願の「生」で乾杯する。そして中野さんの至福の笑顔。本当に幸せそうでこちらも嬉しくなる。

雨は本格的に降り始め、ガスが濃くなりあたりは真っ白となる。目指す穂高の頂きも全く見えない状況だった。気象情報を確認すると台風による前線の影響で雨 は翌日いっぱい降り続くとのことだった。翌日は停滞して3日目に奥穂を目指す事にした。

9/21(日)
5:00起床・朝食 − 睡眠 − 夕食 − 20:00就寝

一応早く起床するが予報どおり朝から雨。夕方にかけて台風が最接近するという事だった。台風の速度が速まって天気が早く回復することを祈りつつこの日は停 滞することに決定。翌日に備えて十分な睡眠をとった。

9/22(月)
3:00起床・朝食 − 4:45涸沢ヒュッテ発 − 5:49休憩6:16 − ザ イテングラート− 7:17穂高岳山荘7:42 − 8:30奥穂高山頂9:12 − 10:28紀美子平 − 前穂岳山頂(渡部さんのみ)− 11: 30紀美子平発 − 12:28休憩12:40 − 13:28岳沢ヒュッテ14:02 − 15:06休憩15:11 − 16:10小梨平着 −  18:00夕食 − 20:00就寝

前日に一日動きが取れなかった為、行程はこの一日にかかっていた。夜明け前の4:45に霧雨のなかを出発。ザイテングラートの手前で雨があがり、ガスも引 いていき山々がはっきりと見え始める。頂上の方には陽も射し一日晴れであることを予感させた。長雨の後は空気も澄んで緑も輝きを増し、素晴らしい景色に包 まれている幸せを感じる。約2時間半で穂高岳山荘に到着。ここから奥穂高の山頂までがハシゴありの険しい道のり。山頂から下ってくる人たちに励まされなが ら頂上までラストスパート。

奥穂高山頂からの眺めは素晴らしかった。この上なく良い天気に恵まれ北アルプスの全体を見渡すことができた。数時間の登りのつらさも吹き飛ぶような絶景 だった。

その後この山行で一番難しいと思われる吊尾根を通り紀美子平へ。よろけたらそのまま落ちそうな、気の抜けない道が続く。無事に紀美子平についたものの、高 橋は例のごとく少々の高度障害がでて、前穂山頂は諦め紀美子平で一休み。渡部さんのみ山頂にアタック。

下るにつれ高橋の高度障害も解消し快調に下山。岳沢ヒュッテで長めの休憩をとり予定どおり小梨平まで到達。

休憩を含め11時間余りの行程。充実した一日だった。

9/23(火)
この日は帰るのみで14時のバスまで自由時間だった。朝起きてすぐお風呂に入り久々に 人並みにきれいにし、自信満々で上高地散策。観光客に混ざって写真を撮ったりお土産屋をのぞいたりした。甘党の中野さん・高橋は美味しいと評判の五千尺ホ テルのケーキを堪能。その間渡部さんは梓川の川原でビールを片手に上高地の景色を楽しんでいたようだ。この日も天気が良く河童橋辺りから見る山々は本当に 美しかった。北アルプスは本当に綺麗だなあと実感。是非また来よう。


感想

渡部
今年こそ穂高に行きたいという願いが通じたのか、台風一過で快晴の穂高に登れたのでよ かった。改めて穂高を見直して惚れ直して惚れ込んだ。また行きたい。
島田さん、次回こそ行きましょう。
それにしても「ビール」「ケーキ」と3人で励ましあって登っている姿は我ながらおかしかった。もちろん「ビール」中野・渡部チーム、「ケーキ」中野・高橋 チーム。
普通停滞はする事がないというのにあっという間で楽しい山行だった。2人ともどうもありがとう。山で生ビールを飲むのがくせになりそうな今日この頃。

高橋
初めての4日間の縦走だったが、山歩き&テント泊の生活にすぐに慣れて、ずっとこうい う生活をしてきたのではと思うほど楽しく過ごした4日間だった。歩きに関しては体力的な問題は殆ど無くこなせたので少し自信がついた。でも、初の3千m超 だったからか心配していた高度障害が少し出てしまい、まだ完全には克服できていないことが判り少しがっかりした。それでも少しは進歩しているようなので完 全克服まで頑張ろう。

後半は天気に恵まれて北アルプスの一番いい景色を見られたのではないかと思う。頂上に立ち、見渡す限りの連なる山々を同じ高さから眺める景色は本当に素晴 らしかった。山では困難なことも辛いことも多々あるが、いろいろな発見や感動もそれだけに大きいことを感じた。とても充実した山行だったと思う。

ルート決定から天候の判断・悪天候による行程の変更など、全て渡部さんと中野さんに頼りきりだった。2人の判断力に感心し、私もあのように臨機応変な対応 ができるようにならなくては、と目標を新たにしたのだった。

中野
大キレット行きは8月の八峰キレットに続き、またしても台風のため、お預け!そのため コースを変更し、1番メジャーなコースを歩くことになった。涸沢は4度目だが、やっぱりここはいいな。それに奥穂高であんなにすばらしい展望に恵まれると は思わなかった。すてきだった。何度きてもやっぱり穂高がすきと改めて実感できた。岳沢のくだりは相変わらずだけど。それもまたよし。3人トリオでいい ピッチで順調に歩けた。3泊4日の縦走が初めての高橋さんがまあ元気に歩いてくれてうれしかった。あの奥穂からの展望をみせるきかいに恵まれてよかった。 渡部さんには、いろんな面で助けられ、感謝してる。

今回私は体調が悪く、腹痛とせき、のど、ハナ、微熱に悩まされた。リーダーやるからには健康管理大切!油断大敵でした。今後気をつけたい。来年こそキレッ トにいきたいと思う。こりずにトライ。