竜ヶ岳
Date: 2003.11.1
Members: L.吉川、板倉、芹澤、宮崎、小澤、松村、高橋、櫻井、佐藤(OB)
Area: 富士五湖・本栖湖周辺部
Type: 個人/ハイキング
《記録》
日時:2003年11月1日(土)前夜発
天候:曇り一時晴れ
山行記録(記録:芹澤,修正・訂正:吉川)
当初、日常生活の中で捻挫をしてしまい今期夏山山行に行けなかったお二人(平山さんと櫻井さん)の快気祝いとしてリーダーから計画されたハイキングで
あったが、此処の所の異常気象とか諸々で、体調不良で已む無く不参加表明された40期・平山さんと38期(OG)・杉谷さんを除く9名で出発することにな
る。また、同時に10月末で退会表明されている40期・吉川さんの九十九山の会として42期最期の山行になることとなる。
10月31日(金)の夜、正確には11月1日(土)0:00に高円寺駅南口に集合して出発ということで、自分以外の7名は既に待機していた。なんでも
22:00に集合して買出しを済ませていた。私事で恐縮であるが、10月31日は所属部署の最期の呑み会で歴代(?)の部門長やら名物男やらが一同に集
まって思い出話に盛り上がっていた。自分は以前
施工した物件現場で不具合が生じた関係で急遽、現場に呼び出され、調査を行った後に顔を出し、30分位で早々に帰ってきてしまったため話は殆どしなかっ
た。そのため、かなり酒の肴にされたようだった(後日、判明したのだが)。
本栖湖のキャンプ場で静岡から参加する櫻井さんと合流するということで、板倉号と小澤号の2台の車輌で本栖湖へ向かう。板倉号には板倉さん,佐藤さん,
宮崎さん,芹澤が乗車し、小澤号には小澤さん,吉川さん,松村さん,高橋さんが乗車していた。途中、車内で寝ていたので記憶があまりない・・・。
本栖湖キャンプ場付近で櫻井さんの車と合流した矢先、小澤号がガソリンスタンドに乗り上げて動けなくなったかに見えた事態が発生した。5〜6分くらいで
脱出していたようだった。その現場から10分位して本栖湖キャンプ場駐車場に到着した。ジャンボを2幕設営し、一寸した宴会が始まる。暫くして雨がぱらつ
いて来たため急いでフライを張り、宴会が続けられた。(櫻井ママのお新香は絶品!また芹澤さんの奏でるオカリナに合わせ、『大きな古時計』を全員合唱。な
かなかいい空間でした。)4時くらいまでやっていたのだろうか?(6時くらい!?)よく覚えていない。起床は9
時頃ということで、消灯した。そういえば、42期に入会された方の自己紹介とOBの佐藤さんの自己紹介はやっていたように思える。。。あと、櫻井さんの唄
は素晴らしかった。
朝、用足しに眼が覚めると昨晩の雨は上がりまずまずの天気であった。駐車場内の便所1回50円だったか?の張り紙があり、その後何度も行ったけど50円
ぽっきり入れてテントへ戻ると、そのテント手前で管理人風のおじさまに『テント張ってるのはあんたらか?ここはキャンプ場ではないから、さっさとテントを
片付けろ!』とどやされたのを受け、テントに戻って皆様方を起す羽目に…。丁度、6:45〜50頃(8時頃?)であったと思う。
テントが昨晩の雨で濡れてしまっていたために、少し乾かしてから撤収することにして、湖畔で朝食を食べる。テントは風で吹き飛ばされないように車に結わ
いつけておいて、置き去りにしておいた。あれを見て管理人は如何思ったのであろうか?そういえば、何も文句は言われなかったなぁ…。
朝食はほうれん草と卵のうどんでした。関西風味の薄味であったと思う。ほうれん草は櫻井さんが自前で持ってきてもらったものでしたよね?小型卓上のガス
コンロは日が弱々しく、普通のガス缶のほうが火力が強かったように見えた。一行は銀マットを敷いて丸くなって食事をしたのだが、傍から見た時、ある意味異
様な集団であったに違いない…。少なくとも釣り人からは異様な眼差しで見られていたような気がした。それでもあんまり気にしていない、というか気にもかけ
ていない我々の根性には天晴れだと思いたい。他人の目をあまり気にかけない態度は素晴らしい、目を見張る
ものがある。まぁ、別に変なことを起してはいないので、例えば水鳥を〆ているとかというように気が触れてしまっているようなことは一切やらかしてはいない
ので、奇特な集団もしくは一風変わった方たちという感じであろうか?実際に我々から見ると、我々の方を見ていた釣り人集団(5人くらい居た)の方も、かな
り変人に見えたのは事実だ…。
朝食を平らげたのち、テントを撤収し一行は駐車場を後にし板倉号に乗車して登山口まで乗せてもらう。登山口で降ろしてもらい、板倉さんは車を置きに行っ
てから追いかけるということで先に進むことに…。丁度10時20分くらいだったと思う。
木漏れ日の漂う中、歩き始める。なんとなく歩く順番が決まってしまったところが只ならぬ気がした。ハイキングってこんな感じなんだぁ…なんてたかを括っ
ていたら、初めは何の変哲もない平地だったのが、急登に変わってくるときつく感じた。もうトシかぁ?急登は長くは続かなかった。それはそれで助かったと正
直思ったのは、自分だけであったろうか?
歩き始めて45分位経ち、丁度木製のベンチのあった鞍部で一休み。本栖湖側は非常に晴れ渡っていたにも関わらず、富士山方面はガスったままで、それでも
湖の蒼さと大空の青のコントラスト、また木々の紅葉の艶の美しさには言葉では表現できないくらいの雄大なる大自然の重みを感じずには居られなかった。ここ
で、もし富士山が臨めていたならばこの景色は目に留まらなかったかもしれない。今にして思えば、そんな気がしてならない…。
この鞍部からは一度下る。目の前の山を再び登るのかぁ…と思いながら、暫くしてまた登りになる。簡易保険による休憩所を過ぎたところで、石仏があった。
合掌まではしなかったが少し佇み、先を急ぐことに。 山頂へは石仏から45分位経過したくらいだった。山頂では我々のほかに2パーティほどいらした。なか
でも山頂でビールを飲んでいた方がいたが、流石に真っ白にガスって寒さが身にしみている中とあって、羨ましいとは思えなかった。見ていてこちらが寒くなっ
てしまうくらいであった。 山頂で、記念撮影をしてさっさと下ることにする。昼飯は下ってからなので…。山頂を後にし、行きとは異なる順序としようという
ことで、じゃんけんで決めた。期の若い方達が前を歩くことになった。富士山の方向が一瞬ガスが風に吹かれて晴れた時、一同歓声を上げた。が、写真を撮ろう
とするとすぐに雲に隠れてしまうのであった。自然の前では人間はなんてちっぽけな存在であるのか?考えさせられた。
本栖湖キャンプ場への近道を通って下る。
途中、紅葉浴を存分に楽しむ。私事ではあるが、紅葉の『あか』が京都の嵐山を思い出させてくれた。あの修学旅行の淡い恋物語を想い起こさせてくれた。若
かりし頃の想い出を脳裏にまざまざと映しださせてくれた、ひとときであった。分岐から1時間弱で登山口に到着する。下山である。お疲れ様というよりは、む
しろ母なる大自然に感謝というくらいであろうか?まさか学生時代の殆ど忘れかけていた想い出を思い出させてくれるとは思いもしなかったからなぁ…。20分
くらい、湖畔沿いを歩きながら駐車場に到着する。14時を廻ってしまったが、これから昼食タイムである。薄味の
キムチ鍋と寄せ鍋,ししとうのソテーに枝豆…超豪華だった。温かくて心身ともに文字通り暖まった。美味しかった。そういえば、ナスの浅漬けもありました
な。
15:40頃食事が完了した。その頃には来ていたお客さん達もそろそろ家に帰り支度をしていた。我々もまた、テント等の片付けを行いつつ、楽しかったハ
イキングとのお別れ支度をした。
30分くらい経ってから、我々も駐車場をあとにして、一行は近くの温泉へ向かった。上九の湯という温泉である。そこで、吉川さんと今生の別れをする。別
れたあと、温泉に浸かって一日の締め括りとした。温泉は結構温めで、自分的には満足度が低かった。しかしながら、17時まで待つことにより200円安いと
いうところだけは気に入った。温泉から出てから、櫻井さんとお別れをして(解散)、一路東京へ。
時間記録
11/1 0:00 高円寺南口出発
以降記録忘れ…
10:18 登山口出発
11:03 鞍部で休憩
11:33 石仏通過
12:15 山頂着
12:35 山頂出発
12:37 一瞬富士山が顔を覗かせる
12:44 キャンプ場近道への分岐通過
13:42 登山口着
14:08 駐車場着
15:40 昼食完了
16:22 駐車場出発
18:15 上九の湯で櫻井さんとお別れ
感想
松村
ひゃっほぅ〜 のんびりハイキングだ〜
今回は新人、OB入り混じり、たくさんの人が集まった。平山さんと杉谷さんが体調不良で来られなかったのはとても残念。紅葉はとってもきれいだったが、富
士山は雲がかかってしまってよく見えなかった。帰り道ではやっと雲がとれ、姿を見せてくれたのでよかった。
河原で食べたご飯も、櫻井さんのお唄も素晴らしい。山行中、それらの歌が頭の中でずっと回っていた。今も時々回る。特に、霧の笹ヤブ帯の情景と、櫻井パパ
自作の童謡がなんだか妙に合っていて、感動した。
そして、私にとってはこれが吉川さんとのさよなら山行。最後かあ・・・と考えちゃうと気分が沈んでしまうので、山行中はなるべく忘れるようにしていた。
でも寂しいよぅ。また山行きましょうね!!
板倉
予定どうり明るくなるまで飲んで、朝はいつまでも寝ていたかった、山はまっしろだった
ので山頂まで足取りはとても重かった、下山途中突然雲が晴れて富士山が見えた時はとても綺麗で感動しました、又、下山中に見えていた本栖湖もとても綺麗で
した、思っていたよりよいところでした、お昼に食べた鍋がとても美味しかったです。
高橋
大所帯で楽しいハイキングでした。24時集合なのに酒とつまみと、もずくまで買いこん
でいたので予想はしていたけれど、朝5時近くまで宴会。芹沢さんのオカリナを伴奏に合唱したりして盛り上がった。またおかしな集団が来たと上九一色村の住
民を不安におとしいれたかもしれない。櫻井さんの歌はほっとするような温かさがあって、皆で和んだ。翌朝のハイキングは軽めで寝不足のからだには丁度良
かった。頂上は眺望が悪くて残念だったけれど、下山中に一瞬だけ富士山の雄大かつ優美な姿を見られて感激でした。酒、アウトドアクッキング、温泉、そして
ハイキングを満喫した一日でした。晴れた日にはまたこんなハイキングをしたいなぁ。
櫻井
吉川さんを始めリハビリ山行を計画してくださり、足の様子を見ながら山歩きとキャンプ
を楽しめました。
初めての朝食係、メニューはうどん。準備は何が必要か色々教えてもらいました。
シェフは佐藤さん。卓上コンロを持っていくが、寒さや風のため野外では火力が弱くあまり使い物になりませんでした。勉強!
湖畔での食事は眺めもよく、とってもおいしかったです。
紅葉はピークを過ぎたよう。竜ヶ岳へのんびり出発し足も大丈夫で 安心しておしゃべりしながら歩きました。
松村さんと歌を口ずさむ。霧が切れ、見上げた木の枝や真っ赤なもみじの葉、向こう側に見える青空や雲とっても綺麗でした。頂上は霧で真っ白でしたが、下山
を始めてすぐ、富士山が出てきてくれました。みんなで感動!!嬉しかったです。落ち葉をいっぱい踏みしめてのどかな山行でした。
昼食は豪華ななべ料理。みんな料理上手ですね。私もこれから腕を磨いていくぞ!
皆さんありがとうございました!!楽しかった〜また行きましょうね!
最後に、吉川さんと握手、忘れないよー!!
佐藤
元33期佐藤です。本日は、体調がイマイチでしたが、それだからこそ、手短にリラック
スでして良かったです。集合して初めて知ったのですが、吉川さんとの当面の最後の山行となってしまいました。そのような山行に参加させてもらいとても感謝
しています。
去る人有れば、来る人有り。42期の3名の女性は、僕も行ったことの無い穂高を九十九で既に行ってしまった羨ましい方、家族で唄を作るほのぼの家庭で遠方
から一緒懸命来る方、妙な乗りとおおらかさと夢を垣間見させてもらった方、と吉川さんの穴を十分に埋めてくれる人で良かったです。
芹澤君が期待通りの活躍を見せてくれたことと、芹澤君が自己啓発に熱心なことと、宮崎さんが加瀬君とは全く違う人であったことと、小澤君が礼儀正しく、律
義者であることと、板倉君が相変わらずしっかりしていたことが判ったことも、この山行に参加できたからです。中野さんと、杉谷さんと、平山さんに会えな
かったのは、本当に残念でした。又、誘って下さい。吉川さん、元気に頑張って下さい。
宮崎
11月の本栖湖畔は思っていた以上に寒く、シュラフなしでも寝れるだろうという考えは
とても甘いものであり、むろん睡眠時間はやってきませんでした。ウイスキーを生で飲めば少しはマシになるかと思っていたのですが、結局のところ二日酔い
で、、胃の内容物と相談しながらフラフラと山に登ることと成り果て、愚かな我が身を呪いたい気分でした。
下山のときに雲間から山頂付近だけ垣間見れた雪を戴く富士山はとても印象的でした。富士山はいつ見ても富士山のはずなのに、そのとき見たそれはなにか別
の、違ったもののようでした。晴れたときにみられる雄大な姿を見慣れているせいなのでしょうか。いつもこころのどこかで、雄大な富士山の姿はいささか過剰
であると考えていたので、下山のときにみたあれこそが隠された本来の姿であればいいなあ、となにげなく思いました。
小澤
今年、もう雨の日の山を何度経験しただろうか。すべて雨なので山の天気は雨しかないの
かと考えてしまうほど雨ばかりだ。それでも今回は前回の八ヶ岳と違い雨具がいらなかったのでよくはなっているようだ。今度行く時はおそらくもうちょっとい
い天気だろう。
今回は竜ヶ岳ということで富士山がさぞ大きくきれいに見れるんだろうと思い、いつもの山行とは違う気分で参加した。しかし天気は前述のとおりであった。た
だ、山を降りていた時に雲の切れ目からみえた富士山はでかくて圧巻だった。おそらくジャイアント馬場も近くで見るとあんな感じだったのではないだろうか。
実際に登ってみるといつもの山行とは違い地面が岩ではなく土だったので非常に歩きやすく足には丁度いい山であった。でかい山ばかりではなく今回のような山
もやはり少しは登ったほうがより山とうまく付き合えるのではと感じた。
また今回、正式には口ではなく梯子の高橋さんと、メールでは何度か話してた櫻井さんと同行することができた。高橋さんはおそらく私以上に多くの山行に参加
しているんでかなり山に慣れていたような感じがした。俺は引退後の野球選手のようだ。櫻井さんはおそらく私と同じ景色を見ても私の100倍以上の観察力で
いろんなことを感じ取っているようだった。そんな二人が紅葉の山の中で輝いて見えた。なんでもそうだけどはじめてとか新しいものや出来事ってすごく新鮮で
いいですよね。だんだんそういうものを失いかけてた自分に気づかせてくれた今回の竜ヶ岳ハイキングに感謝。
そして、吉川さんお疲れ様でした。しばらくは無理だけどいつかまた一緒に山に登りましょう。その時までにお互い自分を磨いて、また話しましょう。楽しみに
しています。自分もがんばらなければ。
芹澤
たまにはこういった趣の異なるハイキングも良いもんだと感じた。なんといっても食事
が美味しかった。今度山行でやってみようと思う。
自然の素晴らしさも久しぶりに感じたし、その中で戯れられた自分が非常に贅沢に感じた。目の前にあることで精一杯な小さな自分を見つめなおす良い機会を
与えられたものだ。
あと、42期にはなかなか楽しい方が揃い踏みしていて今後が楽しみだ。吉川さんにも色々お世話になりました。また機会がありましたら是非行きましょう。
吉川
この日、0時を境に現役九十九会員からOGになった。心境の変化・自覚症状は全く無
し。まぁ当たり前か。
今回期待していた、富士の雄姿を山頂から望むことはできなかったが、色んなものを見て、感じて、いつもなら気付かない様なことに気付かせて頂いた。櫻井さ
んの様に、小さなことに感動する純粋な心というのは大切ですね。お陰でのんびりと楽しい山歩きができ、このように心に潤いと安らぎをもたらしてくれる山行
も必要だと思った。すごく優しい人間になれるような気がする。芹澤さんの奏でるオカリナの音色も素敵だった。(チョット笑いのツボにはまったけど)。それ
から最後に現れた富士山は見事で、目に焼き付けて持ち帰った。
この山行は、ケガの為長いこと山へ行けなかったあゆみちゃんと、どこかへ行こうということが発端で企画されたが、体調不良の為不参加となり非常に残念だっ
た。是非リベンジしましょう!
そして、今回一緒に行って下さった皆さん、ありがとうございました。