裏同心ルンゼ、中山尾根

Date: 2003.12.20-21
Members: L.橋口、吉田(法)、勝山、遠藤
Area: 八ヶ岳
Type: 個人/バリ/アイス

<<前夜>>
勝山・美濃戸着27:00
前夜北陸地方はこの冬はじめての大雪に見舞われ、富山脱出は不可能かと思われたが、直前に変えたスタッドレスタイヤを信じて出発する。もっとも、距離、安 全度、コストを考えて選択した国道148号線コースであったが、同じ選択をした車が多く大渋滞、しかも積雪も半端でない。途中大破した車を二台見る。

しばらくすると信濃大町に入るところで、ほとんどの車はなくなり、国道は独占状態になる。ここで、調子よく飛ばしていたら、突然陸橋の左カーブで、後輪が 滑り出す。以外にスピードが出ていて、制御できない。そのまま横すべりになり、あわや大破かなと思ったとき制動が利いてきて、今度はガードレールに突進し 始める。ハンドルを右にきって衝突をさけようとするも、鈍い衝撃が、、、。一旦停止見てみるとバンパーが壊れ、ボディ外壁にも歪み、ヘッドランプのハウジ ングも穴があいている。しかし、走行には問題はないようだ。そのまま走り始める。また、茅野インターからの美濃戸へのアクセスにも迷ってしまい。結局、深 夜3時半に着。

<<20日>>
早朝、5時半頃電話が鳴る。まだ、二時間しか寝ていない。しかし、ちょっ と二度寝し て、橋口さんと合流、後から行こうかとも思ったが、登ることにする。今期、初の冬山。足が慣れていないのか。赤岳鉱泉に着く頃には、右足の付け根が痛く なっていた。

裏同心ルンゼ
吉田さん勝山、橋口さん遠藤君のペアで登る。やはり、アプローチは思ったよりも長い。息切れと右足の痛みが強くなる。

三つある滝のうち、始めの二つは吉田さんにリードしてもらう。最後の滝は頑張って、勝山リード。しかし、滝の上部に抜けるところで、アックスが効きが甘 く、転落。アイススクリューが効いていて助かった。意外と強いもんだなあ。アイススクリューって、ちょっと安心した。

この滝が終わる頃、八ヶ岳は大荒れ。どうやら雲に突入したようだ。猛吹雪の中、大同心稜を下る。

テントで飯食って寝る。

<<21日>>
4時起き、5時半発。中山尾根に向かう。また、右足が痛い。足が上がらな い。むちゃむ ちゃ遅れる。もうダメだと思って、吉田さんの姿が見えるところまで来たときに、「俺抜きで行って下さい」と言う。とりあえず、取り付きまで行ってみようと 思って、行ってみると、まだ、登ってなかったので、やっぱり登ることにした。しかし、オールセカンド。

ルートを間違えると意外と厳しい。ロープ外してからのワンムーブはちょっと危険だった。岩がもろいかもしれないので、崩れたら危険だった。

下降はなんとか着いていく。小淵沢のインター近くのレストランで飯食って解散。

感想

勝山
今期、初めての冬山は、体に応えた。翌週に冬合宿が控えていることを考え れば,体の調 整ぐらいにして、右足が痛くなるような登り方はすべきで無かった。また、八ヶ岳の天候の厳しさは並で無かった。いい経験になった。

吉田(法)
土曜日の裏同心ルンゼは、物凄く寒かった。今まで行った山行の中でも1、 2を争う寒さ だった。ダブルアックスで登ること自体は楽しいのだが、なかなかスクリューも刺さらないし、指がかじかんでロープワークも遅くなるし、新しく買ったモンベ ルの目出帽がきついし、やっぱり冬は大変だ。

日曜日の中山尾根は、天気が回復したのはいいのだが、なかなか陽が当たらなくて、やっぱり寒い思いをした。勝山さんが調子悪いので、ずっとリードさせても らった。二年前にフォローで登った時も非常に楽しかったのだが、中山尾根は吉田的にちょうど良い難度でやっぱり楽しかった。ただ二回とも晴れて条件が良 く、着雪が少なかったからかもしれない。

次は合宿。今年は合宿前に2回しか山に入っていない。もう一週欲しかった。

遠藤
1日目、この裏同心を登るに当たってスト-マジックのアイスの体験を生か しバイルをさ すだけでなく他の人の空けた穴に引っ掛けて登る技術を使ってみたらけっこう使えたもっと経験と練習をすればもっと楽に登れるはず。

2日間、あこがれの中山尾根の登れてとにかくよかった。寒かったのは仕方のないことにしよう。

下山中手が痛いなと思い見てみたら左手中指が黒くなっていたのでぞっとした。病院にいったらたいしたことなかったのでほっとした、失敗も経験のうちです。

今回の改善点
手袋は小さすぎない血行の良いもの
行動食の選択
ミヤザキホイホイの使いこなし
スクリュ-の中に入っている氷は取る
バイルのグリップなど

橋口
久しぶりの冬山で、少々とまどった。オニュウの靴は、どうも小さいようで 血行が良くな く、よろしくなかった。あやうく凍傷になりそうだった。登攀も非常に寒く体が動かず、まさに修行だった。山は辛いよ。いつまで、こんなことやっているのか な〜。

中山尾根 取付き


上部壁核心部の橋口さん


終了後


同じく終了後


稜線に出て休憩