仙丈岳(Team勘違い)

Date: 2003.12.31-2004.1.2
Members: L.板倉、安藤、浅野、栗山、松村
Area: 南ア
Type: 合宿/雪一般

 今回、我々のパーティー(内部呼称”Teamかんちがい”)の計画は、 31日戸台から入山し北沢峠定着、元旦仙丈ヶ岳登頂、2日に安藤さん栗山さん下山で残る3人は甲斐駒ヶ岳も登頂、3日残る3人も下山というものでした。
 結果として、全日天候は快適で、行動も予定どうりというか最後は一部繰り上げしたほどの順調さでした。大成功。

2003年12月30日 東京から長野へ
道の駅『南アルプスむら長谷』にて車中泊。板倉さんのワンBOXと安藤さ んのワン BOX。

2003年12月31日 戸台から北沢峠
 7:00 起床 天気は曇り時々小雪
 9:00 戸台出発
10:27 10分休憩
11:33 10分休憩
12:26 丹渓山荘
12:42 10分休憩
13:40 10分休憩
14:50 10分休憩
15:10頃 北沢峠長衛小屋到着 設営 隣のテントのおじさんに「つくもやまのかい」と言われてしまう。
夕食は栗山さん担当の「ごま味鍋」。好評だった。浅野と松村は飲まない。

2004年1月1日 仙丈ヶ岳
 4:00 起床 快晴
 6;03 出発
 7:00 15分休憩
 8:05 10分休憩
 8:27 大滝頭
11:15 仙丈ヶ岳山頂到着 会の旗を出して記念撮影 展望良好で南ア南部、中ア全山、御嶽山、乗鞍岳、北ア、八ヶ岳、奥秩父、富士山などが望めた。
11:40 山頂出発
12:50 15分休憩 浅野は尻セードが面白くなってしまう
13:55 10分休憩
15時頃  帰幕
無事登頂を祝してビールで乾杯。浅野が松村を雪玉で攻撃。16時になり浅野が天気図を作成するが誰も見ない。夕食は栗山さん担当の「ごま味うどん」。


1/2下山組の記録
BC6:05---丹渓山荘7:50〜8:00---戸台10:00
戸台からは快晴無風の甲斐駒がカッコ良かった。往きの河原歩きでは吹雪で見えなかったので感激。高遠さくらの湯に入って、諏訪大社で初詣して、タコ焼きを 頬張りつつ、栗山お好みのカセットなんぞを聴きながら、渋滞20kmの中央道を居眠り運転で帰る。

2004年1月2日 甲斐駒ヶ岳
 4:00 起床 快晴
 6:07 出発 ここで安藤さん栗山さん下山 
 6:55 休憩 安藤さんと無線交信
 7:50 15分休憩 風も弱く快適
 9:26 駒津峰にて15分休憩 安藤さんと交信試みるが応答なし
11:07 甲斐駒ヶ岳登頂 風弱く昨日同様良好な展望 じっくり山座同定する
11:50 山頂出発
13時頃  駒津峰にて休憩 板倉さんの提案(夜寒いから)で今日中に下山することにする
14:15 帰幕 すぐさま撤営
15:40 北沢峠出発 出発後1時間ほどで日が暮れる 半月が出ているので明かりなしでもなんとか歩ける 月明かりの中を歩くのはとても気持ちがよくグ イグイとばす。
19:40 戸台到着 
近くの温泉に入ってとりあえず茅野まで行く。ファミレスでディナー。浅野と松村は板倉さんのゴチになる。少し飲み、お土産センターの駐車場で車中泊。快 適。

2004年1月3日 帰京
 8時過ぎ起床。お土産センターで朝食後、諏訪大社に初詣。御柱を見て帰 京。あー面白 かった、チャンチャン。

果てしなく蒼い空


ちょいと絵になる雪稜を行く

感想

安藤
 とても楽しく中身の濃い、湯水の如き散財に見合った価値ある1ヶ月間を過ごせまし た。
 準備会以来、年末年始の単発山行ではない「合宿」という枠組みを、自分なりに創造できたことが最大の喜びです。その要因を振り返るに、やはり富士山での 最初の雪訓が大きなポイントになったと思います。雪山技術云々以前の問題として、ドタキャンメンバー続出にも関わらず、当パーティからは誰一人脱落者を出 さずに済みました。そうした気概がパーティのまとまりを生んで緊張感を持続させ、仙丈岳を軽視することなく全員がノルマ以上の雪訓3回/4〜5日の事前参 加を経て合宿に望むことができたのでしょう。
 行きたい山にガイドを伴わず自分たちの力で登るためには、往々にして仕事やお金や時間や人間関係などを犠牲にしてでも、準備やトレーニングを優先させな ければならない場合もあるでしょう(それはどんな趣味にも言えること)。今回の正月山行板倉パーティに限っては、そういう意味で誰かの後ろに付いて登った 便乗メンバーは1人もいなかったと自負して良いと思います(ましてや「たまたま登れちゃった」のでもありませんしね)。
 個人的には3年前の雪辱が果たせ、8年前に初登(?)した東面の九十九尾根(仮称)にもようやく再会できました。今回また更に印象深い新たな想い出の1 ページを作れたことで、どうやら"後ろ向き"にもならずに済みそうです。
 惜しむらくは運営面で、全体の総括(全パーティ参加による報告会/打ち上げ等)もなく合宿が終わってしまったことです。あるリーダー会メンバーの言い分 によると「みんな忙しいですからねぇ」との由。「それを言い出したらオシマイじゃん...」とは思ったけれど、現に参加4パーティのうち3パーティまでも が年内に下山して、新年を個別の環境で迎えるようになった時代なのですから、あながち「忙しい...」を言い訳呼ばわりしたら、まとめる立場の方々に対し て逆に失礼な気がしてきました。しかしそうだったとしても、恐らくは肝心な合宿の成否が論じられないまま、個人山行同様に各パーティごとバラバラな報告が 提出されて落着を見るのでしょうから、やはり合宿制度の放棄は否めません。
 たいへん残念ではありますが、これからは僕も合宿/会山行/個人山行等の名称を完全にタテマエと割り切り、実際には自パーティの楽しみだけを単純追求す る活動思考に根本から意識改革しないと、いよいよ今の九十九には付いて行けないのかなと思うようになりました。
 それから今回はずっと和食の献立で、特にお雑煮は下界を含めて過去に食べたどのお雑煮よりも最高に美味しく感じられました。ごちそうさまでした。

浅野  
 今回は天候に恵まれ過ぎて山も、大したことないという感じでした。大成功だったと思 います。
 そんなことよりも、”TEAMかんちがい”の日々は本当に楽しかったです。僕も地ギャグでみんなを笑わせる(困らせる)ことができてよかったです。合宿 が終わり新宿西口で板倉号を降りるとき、なんだか名残惜しい気持ちでした。
 かといってこれっきりでも、別に構わないんですが。

栗山
10月くらいまでは「寒いの嫌いなので雪山には行きません」と豪語してた気がするが、 気付けばコロッと気が変わり、とうとう合宿にまで行ってしまった。毎年お正月はお節をつくりながら紅白を見て、年越しは近所で鐘をつき、元旦はお節をつつ く、という古典的な正月をあえて好んできた私にとって、雪山で年越しを迎えるというアイディアはとても新鮮で魅力的だったからかもしれない。。。

12月の度重なる雪訓のおかげで、当初抱いていた雪山への不安もなんとなく和らぎ、またパーティーメンバーとも気心の知れた関係になったころ迎えた合宿は とても楽しく充実していた。そしてとうとう殿まで登場し、相変わらず3日間笑いがとまらず横っ腹が痛かった。
年末からの疲れか単なる体力不足か、初日の戸台から北沢峠への登りでまずバテて、無意味に安藤さんに八つ当たりしたりしてたが、元旦は快晴で元気回復、機 嫌も回復。途中の登りで初日の出を見ながら、「一年の計は元旦にあり」ということわざをふと思い出した。今年は何かいいことあるのか?
そして展望は勿論360度素晴らしく、どれだけ見てても飽きなかった。しかし山の名前と言うのは何度教えてもらっても、ちょっと角度が変わるともう覚えら れない。ちょっと自分の体の向きが変わっただけでもしかり。やっぱ相当の方向音痴なのかもしれない。
濃密な一ヶ月を過ごした板倉パーティーの皆さんとはすっかり家族の様で、2日の日に先に別れて下山するのが名残おしかった。
父母二女一男の完璧な家族構成だったのに。
是非とも今期中に再結成しましょう。
色々ご指導頂きました板倉さん、安藤さん、本当にありがとうございました。

松村
<運が良かったこと>
超快晴だったこと
水が出ていたこと
小屋のトイレが使えたこと
致命的な勘違いがなかったこと(今パーティ名:「チーム勘違い」)

<怖かったこと>
アイゼンでの岩場(今後の課題@)

<悲しかったこと>
しゃもじを割ったこと
合宿が終わってしまったこと

<燃えたもの>
尻セード(いつか浅野君を抜かす:今後の課題A)

<おいしかったもの>
練りゴマうどん(後日友人宅でまたやりました)
雑煮
ていうか全部

<かわいかった奴>
デブな小鳥

<せつなかった奴>
解散地での、なにか言いたげで淋しい目をした浅野君(泣いてもいいのよ)

・・・・・という訳でたいへん楽しく、思い出深い冬合宿デビューとなりました。天候に恵まれ、メンバーに恵まれ、甲斐駒にも登れたのでとっても幸せなお正 月でした。
冬山に行きたくて(あと沢も)つづらに入ったこの私、やっと雪山を経験することができたわけですが、やりたかったことを叶えたという喜びに終わらず、その 先の広いひろ−い山の世界の入り口に立てたような気がして、ワクワクがより大きくなりました。もっといろんな所へ行きたいぞ〜 行くぞ〜

板倉
合宿のパーティーが決まってから1ヶ月に準備山行等で安藤さんを中心によくまとまって いて、すごく楽しいパーティーでした。
千丈岳は3年前登れなかった今回リベンジできて良かったです。
甲斐駒は山頂から諏訪や小淵沢方面がとても綺麗でした。
とにかく合宿期間中ずっと天気が良かったので予定どうりに行けてよかったです。
最後に浅野君,松村さん私のわがままで星を見ながら歩かせてしまいごめんなさい。