登山口にて


冬のハイキング開始


ハンググライダーの離陸シーンを眺める


山頂にて(富士山は逆光で写らない)


富士に向かって飛び立つ瞬間

杓子山

Date: 2004.2.1
Members: L.小澤、松浦夫妻、板倉、安藤、山中(試)、鈴木(試)、斎田(試)、多田(試)
Area: 道志
Type: 個人/ハイキング

ルート:不動の湯−鳥居地峠−高座山−大ざす峠−杓子山−大 ざす峠−不動 の湯

記録:松浦

1/31 20:00 安藤・松浦夫妻・お試しの鈴木さん・山中さん・多田さん集合、出発
    20:50 小澤さん合流(石川P)
    23:00 現地にて板倉合流、富士吉田の道の駅にて幕営
    24:10 お試しの斉田さん合流

2/1  自己紹介などをして2:30就寝
    7:00 起床、8:20杓子山登山口(不動の湯手前1キロ・釣り堀) 
    8:50出発 天候晴れ、放射冷却の冷え込みはあるが気温は高い
    9:30鳥居地峠着(ここから先は富士山の展望すこぶるよい)
    10:25高座山着(雪が北斜面には数センチ残る)
    11:05大権首峠着(ハングライダーのメッカ)
    12:10杓子山着(山頂には30人ほどの賑わい)
    12:55山頂発
    13:25大権首峠発 
    13:50不動の湯から1.5キロ手前のゲートにてデポした板倉号にて登山終了

補足・時間は休憩時間をたっぷり取りました。
立ち寄り湯情報・三つ峠駅近くのグリーンセンターの風呂(600円)新築・露天あり

感想

安藤
 真っ白な田園風景が眼下に拡がるすぐ向こう。「男はつらいよ」に代表さ れる松竹映画 のオープニング画面以上に、視界という現実のスクリーンには収まりきれないくらい大きな富士山を、腕組みしながらただひたすらにじっと眺めておりました。
 つい最近の雪訓では大雨に祟られたばかり...。高所トレにかこつけた山頂のテントでは、文字通り高度障害に耐えながら無理やり痛飲したこともありまし た。古くはアイスバーンで足首を骨折して、当時のヒーロー的有名登山家に背負われて降ろされたこと。そして確かその時は、あの山と同じ名をしたイキのいい 女子短大生がメンバーにいたことなんかも次第に連想されて来ました。そういえばあのコは山を辞めたのち、疾風怒濤のママドルライダーに変身して、彼女らし くどこか遠くへカッ飛んで行っちまったっけな...。
 正面に対峙するその巨大な霊峰との間に澄んだ大気だけがゆったりと流れるなか、心のスクリーンにもそんな富士にまつわる雑多な想いを、僕はごく自然に投 影できていたのです。不思議なことに、そこには決して感傷というフィルターを介することもなく、極めて穏やかな受容の気分でそっとその場に佇んでいられた のが、もしや成長の証かと嬉しくさえ感じられたのでした(う〜ん、オトナだなぁ。ここまでは...)。
 するとそんな僕に目を止めた応募者の某嬢が、背景の冬富士に負けず劣らずの清冽なる笑顔で突然、「あんどーさんって、なんかカッコイィ〜!」と全身を凝 縮させて叫ぶではありませんか!!
 半袖Tシャツにゴム長靴。これにズボンを含めても3点総額税込2239円のスタイルは、季節感といい場所柄といい、ダテに「チーム勘違い」出身を誇って はいません。果たして自分のどこをどう誉められたのかさっぱりわからなかったけれど、僕は今しがたようやく掴みかけたはずの「年相応の佇まい」というもの を、思いがけないこの一言で易々とかなぐり捨てて一人はしゃぎ回ったのでした。
 やっぱり永遠の少年少女でなけりゃ、山なんかマジで続けてられませんゼ・・・

松浦
憧れの(自己紹介にて発言)杓子山に立てて嬉しい!
1月集会後の飲み会で斉田さんの隣となり、雪山を熱く語ってくれたこととその場にいた、新人係とお試し山行の話がもりあがり、これが参加する動機となっ た。
幸い、富士山の見える山だよと妻に話したところ、妻も参加した。
新人係の小澤さん安藤さんの協力ができてよかった。
お試し山行は、会員の人となりがわかる、前夜発テント山行がこれからも行われることを期待したい。山行装備を提供していただいた松村さん、それを借り受け た小澤さん、これを返した板倉さん杓子山という素敵な山を推薦してくれた芹澤さんご苦労さま。
私はといえば、移動は後部座席でらくちん、飲んでたべて夫婦で5000円でおつりが来て素晴らしい富士山の展望台に登らせていただき感謝です。
妻は、会員外でのお試し山行最多参加回数を更新するべくまた行きたいと話しておりました。

板倉
杓子山は富士山を見るには最高の山でした。
富士山をこんなに長くしっかり見たのは初めてのような気がします、
とても綺麗で見とれてしまいました。やっぱり富士山は見る山です。
応募者の方が多かったしハイキングだった事もありいつもと違う感じで楽しかったです。
今回の応募者の方とまた山に行ける事を期待しています。

山中
今回は、お試し山行ということで参加させて頂きました。
日帰りだしハイキングだし…と軽い気持ちで望んだのですが、侮る無かれ杓子山!
急傾斜の連続で、九十九ではこれをハイキングというのだろうか?と早くも不安に駆られました。
心の拠り所は振り返ると見守る壮大な富士山のみ…かと思いきや、みなさん個性的であたたかな方々で、お蔭様で初めてだらけの山行をとても楽しむことができ ました。
同時に、もう一歩踏み込んで参加しないと、本当の意味では楽しめないのだなぁと強く感じました。
また、みなさんのお話から、クライミングや沢登にも興味を持ちました。機会があれば挑戦したいなと思っています。
お世話になりましたメンバーのみなさん、ありがとうございました。

鈴木
2004年1月31日20時、新宿駅西口集合。
これから始まるはじめての九十九の山行、期待に胸を膨らませてスバルビル前に向かいました。
思えば始まりは北岳でした。高村薫好きの私は「マークスの山」という本を読んで、その舞台である冬の北岳山頂からどうしても富士山と太陽が昇る瞬間を見に 行きたくなりました。
それまでは家族で山に登ったり、友人と尾瀬にいったりと、趣味で山に触れていました。
でも雪山は一人では行けない。
そう思った私は、山岳会に入るべく九十九の門をたたきました。
そうして機会をつくってくださったはじめての山行に向かいました。

まずはテントを張る場所を探して登山口や駐車場をいったりきたり。
果たして快適な道の駅でテントを張り、さっそく宴会が始まりました。
はじめて出会った私達に親切にしてくださった皆様。
次の日の登山がとても楽しみになりました。

ハイキング程度と言われていたので山の靴で行くかスニーカーで行くか迷っていましたが、想像以上にハードな山でした。
途中まではゆるやかだった道も、高座山にさしかかったところから急に角度を増し、一直線に山頂に伸びる道は、一歩踏み外すとまっさかさまに落ちるほど急勾 配な道のりでした。
そうして途中、富士の裾野を眺め、峠を越し、遠く黒岳を望み、残雪の道を恐る恐る下り、道が開けてきたところに偶然にもハングライダーの発地点にたどり着 きました。
みなで休憩がてらハングライダーの飛ぶ瞬間を待ちました。
その瞬間は驚きとワクワクでしばし時間を忘れたのを覚えています。
例えて言うなら風の谷のナウシカを見ているようでした。
足元に何も無いところにただ羽をつけて飛ぶその姿は、富士山を背景に輝いて見えました。

そして目指すべく山頂へもう一分張りして、ついに憧れの杓子山山頂にたどり着きました。
これまでいくつか山に登りましたが、決して引けをとらない登り応えのある山でした。
そして何よりもそこから見える富士の姿が綺麗でした。

今回、何よりも感じたのは、山が好きな人は懐が深いなと。
はじめて会った人でも、快く受け入れてくださり、厳しさと優しさとで一緒に山に臨む。
その愛情に、私はぜひ九十九に入りたいと思いました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

斎田
今回はお試し山行ということで参加させて頂きました。杓子山という名前を 聞いたときは どこの山かも分からなく、この時期に雪の無い山に行くことは考えていなかったので、山自体にはあまり惹かれてはいませんでした(会の雰囲気が分かれば良い と思っていたので)。でも行ってみると、聞いていた通りに富士山の素晴らしい展望台で、久しぶりにかなり間近で見る富士山に圧倒されてしまいました。ま た、単独で行くことが多かった私にとってはたくさんの人(今回は9人)と話をしながら登るのはとても新鮮で楽しかったです。同行して頂いた、安藤さん・松 浦さんご夫妻・板倉さん、そして企画して頂いた小澤さん、ありがとうございました。

多田
1月30日−31日の
杓子山お試しハイク。
とても楽しかったです。
冬の富士山がとても綺麗でした。
チームを組んでの登山というのは初めてだったのですが経験豊富な皆さんが暖かく迎え入れてくださいまして、
1日本当に楽しむことができました。
次回はフリークライミングに是非挑戦したいですね。
群馬勤務ですので、水曜日の会合にはほぼ参加できないので、とても残念ですが、もし可能であれば、あと数回お試しさせてもらえるとと思っています。
小澤さんを初め、一緒にいってくださった皆様、本当にありがとうございました!

小澤
1月集会時にお試し山行をしようと話し合って実現した今回の杓子山。
お試しが4人という異例の状況の中で、小澤のわがままを交えながらの計画をなんとか実現させることができてほっとしております。
小澤のわがままというのは、自分がお試しで連れて行ってもらった時の気持ちを今回のお試しの方々にも感じてほしかったということです。ちなみに自分の時は 説明会で秋田さん・吉川さんにお世話になり、自分はクライミングは絶対やりません!といってたにもかかわらず湯河原幕岩でした。朝発でも十分な山行にもか かわらずあえて前夜発で行ってテントで話したみんなの今までとこれから。
今でもあの時の気持ちを覚えています。なんでもその場その時の効率を優先する今日この頃の中で大事なことに気づかせてもらった気がします。あれからもうす ぐ1年か・・・

今回すばらしい山を教えてくださった芹澤さん
お試しの方々装備を貸してくださった松村さん
山行計画をチェックしていただき見守ってくださったリーダー会のみなさん
パーティーの雰囲気を暖かく和やかにしてくださった通孝さん文子さん
山行が円滑に進められた要因は間違いなく板倉さんがいたからです。何でも普通にこなすから凄さが分かりづらいけどやっぱりすごい。
いつも160キロストレートのような厳しい表現でアドバイスをいただきました安藤さん
そして、初心者であるにも関わらずハードなハイキングを笑顔でこなしてくれた山中さん
忙しいにも関わらずメールで毎日のようにこまめに連絡を取り合ってくれた鈴木さん
予定があったにも関わらず無理して合流してくれた斎田さん
急遽参加することになったにも関わらずメンバーや山行に柔軟に対応してくれた多田さん

special thanks!