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| 日程: | 2009.07.18-20 |
| メンバ: | L.MM, NT, SO, MN, FT |
| 山域: | 北ア |
| 山行形態: | 会山行/無雪期バリ |
7/18
7:30 扇沢(トロリーバス)-8:00 黒部ダム発-9:15 内蔵助出合-14:00 内蔵助平-
16:40 ハシゴ谷乗越-18:20 真砂沢ロッジ
雨の降る中トロリーバスに乗って出発。
黒部ダムに到着し、早速出発。黒部川まで降りると雨で激流となっていた。
ダムの放流は大迫力、板の橋を渡る黒部川沿いの細い道を進むと、ところどころ登山道の上の崖から滝が出来ており、くぐりながら進むこと数回。シャワークライム!
雨がさらに強まる中、内蔵助出合に到着。ここから登山道は荒れており、登山者はこの1週間で数パーティだろう。
藪コギをしながら悪路を進む。
眼下の内蔵助谷は大濁流。途中登山道が増水で消失した箇所あり。
ペンキマークのついた岩が水没している箇所あり、大濁流脇のわずかなスペースを横ばいになり、最後は濁流上の崖をクライミングして通過。
スリングと補助ロープが大活躍。濁流に飲まれたら命はない。
高巻きしているうちに、増水しているのがわかる。1時間遅かったらもう渡れなかったかもしれない。
合流した後続の登山者に聞くと、さらに高巻いたようだ。
この先、本流に近づく箇所がないと判断し先を急ぐ、本流に近づく箇所があるとしたら引き返したかも知れない。今回の核心部はここだった。
崖沿いの悪路をひたすら進む。途中何回か増水した沢を渡渉、何度か補助ロープ出す。
内蔵助平に到着すると藪こぎに加え、登山道がほぼ浸水。
ひたすら水たまりの中を進み、膝上の徒渉を強いられる。
今度は大濁流の上にかかった細橋を渡り、最後は濁流の上をジャンプして通過。
その後は沢と化したゴーロの登山道をひたすら遡行。
沢が終わると、ハシゴ谷乗越まで急登。
ハシゴ谷から真砂沢までの下りは、名前の通り滑りやすいハシゴの連続。
雨はやや小降りとなる。急峻な剱岳と長次郎谷の姿が初めて目に飛び込む。
下り終わったところにある雪渓を横切り、しばらく登ると真砂沢ロッジに到着。
翌日も天候が悪いとのことで、停滞を決定。
7/19
真砂沢ロッジにて一日停滞。2000mより上は霧で視界なし。
午前中は雨が断続的だったが、午後から土砂降りに。風雨強まる翌日、好天の見込みのため、ルートを計画からはずれるが最終16:30のトロリーバスに間に合えば、アルペンルートを使って
扇澤にたどり着けるので、このルートに変更逆算すれば10時に剱岳を出発すれば何とかなりそう
7/20
2:30 起床-4:15 出発-5:10 長次郎谷出合-7:10 熊の岩上部-
8:20 長次郎のコル-9:00剱岳山頂
9:45 平蔵のコル-10:30 前剱-11:10 一服剱-13:30別山乗越-
15:00 雷鳥平-16:00 室堂-17:50扇沢
(室堂から扇澤はアルペンルート使用の観光客)
起床すると空には満天の星。感動しながら、好天を期待する。
出発しすぐに雪渓歩きとなる。剱澤が狭まるところは左岸の登山道を行く。
長次郎谷は雪もしっかりしていて、歩きやすい。MN氏がペースメーカーとなりどんどん高度をかせぐ。
他にもいくつかのパーティーが長次郎谷に入山していた。
高度をあげるにつれて、後立山連峰、遠くに八ヶ岳、南アルプス、そして富士山を遠望する。好天となり気温もどんどん上昇する。
熊の岩からいったん右俣に入り、左俣にトラバースする。
そのまま左股も行けそうだが大事を取った。
左俣の上部はかなりの斜度で、雪も緩くなっている。滑落しないように慎重に進む。
長次郎のコルでアイゼンの外し、日本海側から冷たい風が吹き上げるのを感じる。
30分ほど北方稜線の岩稜地帯を進み剱岳山頂に到着。
中高年を中心にかなりの人出。
下山は一般ルートを室堂まで進むこととなった。
カニのタテバイをはじめ、岩稜地帯の難所を慎重に進む。
一服剣に着く頃には、重い荷物と長時間の行動で皆に疲れの色が。
剣山荘あたりから別山乗越までの登りが、皆かなりこたえ喘ぐ。
トロリーバスの最終に間に合うように必死に登る。途中何度か雪渓を通過するが楽しむ余裕なし。
別山乗越につくと最終のトロリーバスに充分に間に合いそうで安堵、大休憩。
雷鳥平までは単調な下り。もくもくと下山する。
雷鳥平の川辺沿いで休憩がてら、涼む。立山が素晴らしくきれいだった。
雪解け水も冷たくて気持ちよい。
地獄谷経由で室堂に向かう。ミクリガ池の最後の階段も疲れた身にかなり堪える。
最終のトロリーバスに乗って扇沢到着。