前夜4日に土合で仮眠。
5日
6:00 一ノ倉沢駐車場出発。一般道を行く。
7:30 武能沢を下降して本谷に入渓。
我々を入れて、5,6パーティがほぼ同時に入渓。
これは、滝登りの登攀待ちや、幕営地確保競争が熾烈になりそう。
最初のザイルポイントの魚止めの滝に来ると、なんと、
残置ロープがあるではないか!
これでは、湯檜曽川遡行の醍醐味が半減だ。よけいなことをする人がいるものだ。
と、考えつつも、残置ロープを使い、スピーディに登る。
前を行く3パーティを抜くため、最初のゴルジュは高巻きで突破。無事、先頭に躍進できた。
続く、うなぎの寝床の淵。水量が少なく、迫力に欠けるが、穏やかな淵に、思わず泳ぐ森田。
それに続く勝山。無邪気な人たちだ。その他の3人は大人の選択で高巻く。
ナメ滝、十字峡、抱きかえりの滝と、ダイナミックな水のパラダイスが続く。
青空に、緑の草原と白い水流が映える。これぞ、上越の沢だ。メンバーの歩みも快調!
やがて、本日初めてのザイルポイント、10m垂直滝。
いつも、フォローアーばかりの佐藤は、リードできる姿を後輩に見せなくては、とシブシブ、リードすることになった。
数年前に登った滝なので、特に問題はなかった。
続くメンバーは、瀑心をトラバースする厳しいコースを選択。よほど、濡れるのが好きなんだな。
12:30 本日のハイライト40m大滝。
ここで、我々を含めて、4パーティが順番待ち。各々のパーティは、幕営地確保が気になり始めている。
勝山が、1ピッチ目のザイルを張る。
2ピッチ目は簡単なトラバースだが、万全を期してフィックスロープを張った。
ゆっくりしていたら、後続パーティに先をこされた。彼らはよほど、幕営地確保が心配のようで、一目散に消えた。
流れは源流部の様相を見せ始め、優しい滝が次々と現れる。
14:00
やがて・・・、本日の幕営地二俣に到着。
既に、2パーティが幕営。まだ、快適な幕営地があってそこを本日の寝床とした。
14:30
幕営チームを後に、佐藤、斉田の日帰り組は池ノ窪へ遡行を再開。
15:00
清水峠へ続く稜線に到着。
明治初期、車を通すための国道が整備された峠道。
度重なる雪崩で、完成後直ぐに廃棄された清水街道。感慨を胸に、永遠に続く平坦な道を駆け下りた。
18:00
へろへろになりながら、一ノ倉沢の駐車場について、長い沢旅を終えた。